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自分にないものを持っている彼とつきあったらいい恋ができる

  • 2016.12.2

いい恋愛をしたければ、自分にないものを持っている彼と付き合ってみてはいかがでしょうか?
今回は、こんなお話をしたいと思います。

■彼と暗がりの時の中に逃げ込みたい

自分と似たような性格の相手を好きになる人も、世の中にはたくさんいます。
すごくわかりやすい例を挙げるなら、ホストとキャバ嬢が付き合うケース。そういうカップルの中には、もうルックスからして似ているカップルもいますよね。


もう少し一般的な例を挙げるなら、自分に自信が持てない女子が、おなじように自分に自信を持てない男子と付き合うケース。
自分に自信を持てない女子のなかには、ハッとするくらいの美人さんもいて、自分に自信を持ち、堂々と稼いでいる男性に口説かれる人もいます。
でも彼女はそういう立派な男からの告白から逃げちゃって、自分とおなじ自信のない相手を選ぶ・・・・・・こういうケースもあるそうです。


彼と暗がりの時の中に逃げ込みたいと思えば、おそらく自分と似たような性格の相手を選んで付き合うのでしょう。

■リスペクトできるかどうか

そういう恋は、そういう恋として、悪くないものです。誰しも、自分のことを好きになるプロセスのなかで、自分と似たような相手と傷口をかばいあうようなことをしちゃうわけですから。


でも、恋愛を長く楽しもうと思えば、自分にないものを持っている相手を選んだほうがいいものです。
たとえば、たくさんお金を稼いでいる営業職の女子が、「そういえば、この世にお金ってものもあったなあ」なんてことを言っている職人さんと付き合うとか・・・・・・。
営業センスと、たとえば植木職人のような職人的なセンスって、ふつうはまったく別物です。
つまり、お互いに自分にないものに惹かれあうケースとは、たとえばこういうことです。


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自分にないものを相手が持っていたら、ふつうは尊敬の念が芽生えます。若い時は、自分にないものを相手が持っていたら、相手に嫉妬しちゃって恋愛どころの騒ぎではない・・・・・・ということになるかもしれません。
でも、そんな小さな嫉妬なんて軽く飛び越えて、自分にないものを持っている相手を尊敬して付き合うのです。
すると、たいてい恋はうまくいきます。


相手のことをリスペクトするというのは、相手が大切に思っているものを、自分も大切に思う、ということです。
相手が大切にしているものを、自分も大切にできたら、当然いい関係が生まれますよね。

■ふたりの関係に出口があるかないか

自分と似たようなものを持っている相手と一緒にいて、うまくいくケースだってあります。
でも、そういうふたりは、よくよく見てみると「ちょっとちがうもの」を持っているものです。
たとえば小説家と作曲家が交際しているケース・・・・・・お互いにアーティストです。あるいは言葉の配列を考える職人さんと、音符の配列を考える職人さんです。
一見して似た者どうしに見えますが、もっと専門的に見ると、ちがうものを持っている・・・・・・こういうことも言えるそうです。


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そもそも似たような性格の相手と一緒にいても、やがて飽きてきます。そこに出口を見つけるのはきわめてむずかしいので、飽きてくるのです。
自分にないものを持っている相手のことを心底リスペクトできたなら、出口が見えてきます。
つまり、2つのちがうものが化学反応を起こして、「明日はなにをしよう」とか「2年後に結婚したいね」とか・・・・・・そういう出口が見えてきます。そしてふつう人は、入り口と出口が正しく備わっている場所でないと、健全に生きていけないのです。
だから自分にないものを持っている相手と付き合うと、その恋は長く楽しいものになるのです。(ひとみしょう/ライター)


(ハウコレ編集部)



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