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一児のママとR15+指定の笑撃映画 『ソーセージ・パーティー』を観てみた

  • 2016.12.2
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一児のママとR15+指定の笑撃映画 『ソーセージ・パーティー』を観てみた 2016.12.02ジバラ映画鑑賞記

一児のママとR15+指定の笑撃映画 『ソーセージ・パーティー』を観てみた

「風変わりな映画作品が観たいなー」と思い、映画情報を探っていたら、アメリカン・ポップなアニメーション『ソーセージ・パーティー』の予告編が目に止まった。R15+指定だし、“子供は見ちゃダメ!”というテロップからして鑑賞欲が湧いてきてきた。予告編を見て卑猥で過激な印象を受けつつも監督はコンラッド・ヴァーノン(『マダカスカル3』 『シュレック2』)とグレッグ・ティアナン(『きかんしゃトーマス』)だし、原案・脚本がセス・ローゲン(アメリカで絶大な人気を持つコメディアンにして下ネタの大家)で声の主演もやりその他の声優も超豪華!これは観に行くしかない!と思い立ち、TOKYOWISE編集部のスタッフであり、一児のママでもあるMさんに声をかけた。

東京ではTOHOシネマズ六本木ヒルズしか上映していないというマイナー扱いながら驚くことにほぼ満席状態。ちなみに、この映画館ではジョンソンヴィルのホットドッグを販売しているのだけれど、今作はソーセージが主役なので食べるのは控えました(笑)。

映画鑑賞記と評価

<一児のママ Mrs.M’s Comment!>

アニメーションの印象で、“もしかしたら子供と一緒に観れるかな〜?”と、一瞬でも思った私が間違いだった(笑)。単純にバカ映画(何も考えずに娯楽)として観るなら面白いが、何を伝えたいのか一見しては分からない内容。

褒めるとしたら、スーパーの食品や売り物に感情があるという想定だから、それらをもっと丁寧に扱わなきゃいけないなって思わせてくれた点。子供には見せられないけど、伝えるべきメッセージが込められているような気がした。また、食品を人種に例えたNO差別のメッセージがあるのかな?と想像力が膨らんだ

ストレス解消で思いっきりおバカになりたい人向け

その下品さの奥に秘められたメッセージを探せ?!

評価:★ (1)

<ジバラ映画鑑賞家 Miyaan’s Comment!>

思った通り卑猥なセリフや描写満載!R15+指定どころかピュアなカップルが一緒に観たら、その後が心配になってしまう(笑)。

そして、良くも悪くも下品で破廉恥なセリフや笑いを誘うシーンがちょいちょい入ってくる感じは嫌いじゃない。ソーセージとパンを男女に例え、合体してホットドックになることに喜びと快楽を感じるという設定や食材や日用品の特徴を活かしつつ色々な人種をイメージした個性豊かなキャラクターは◎。特にお気に入りのキャラクターは、天才科学者・ホーキング博士を彷彿させるガム。その他パロディのオンパレードなところは映画好きにはたまらないかも。

散りばめられたパロディネタを探せ!

一緒に観に行く人を厳選すべし!

評価:★★★ (3)

“食材や物を粗末に扱うのはNO” “人間って勝手だな”というメッセージや社会風刺なのか、アメリカン・ジョークなのか、お気楽&笑撃の映画なのか……。アニメといってもディズニーの対極にあるところは、この手の映画好きのマスターピースになる予感もあり(何しろアメリカでの興行収益が100億円を超えたというのだから)。気になった人は、是非とも鑑賞ください。【作品紹介】

『ソーセージ・パーティー』

スーパーマーケットに陳列された食材(食品)が夢見るのは、神と崇める人間たちに買ってもらうこと。きっと外の世界は「楽園」に違いないと。しかし、現実は違った……。

ソーセージのフランクと、パンのブレンダの恋愛模様、「食われてタマるか!」 と運命に逆う彼らの闘いがはじまる!

監督/コンラッド・ヴァーノン、グレッグ・ティアナン 脚本/セス・ローゲン 声のキャスト/クリステン・ウィグ、ジョナ・ヒル、ジェームズ・フランコ、エドワート・ノートン他

http://www.sausage-party.jp

※おすすめ度の★評価について

★★★★★ 観る価値大

★★★★ 満足度高め

★★★賛否両論…

★★もう一声!

★残念すぎる

(Text:Miyaan)

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