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体温UPでダイエットにも!プロが教える「ドローイング」の方法

  • 2016.12.1
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ドローイングのダイエット効果が話題になっています。いつでもどこでも、誰にも知られずに簡単に行えるのも人気の理由のひとつでしょう。

けれどドローイングの効果はそれだけではありません。眠る前に行えば体が温まり、ぐっすり眠れるのです。今回はヨガインストラクターである著者もやっている、ドローイングの正しいやり方をご紹介します。

 

■呼吸が浅い人は冷えやすい

日常的に呼吸が浅い人は、体が温まりにくく冷えやすいです。深く呼吸をしているつもりでも息が体へ入っていかず、苦しくなってしまいます。深い呼吸が苦手な人がドローイングを行っても、正しくできず効果を得にくいでしょう。

ドローイングで呼吸のコツをマスターすれば、深い呼吸が普段からスムーズにできる人よりも、その効果を大きく感じられると思います。

 

■深い呼吸は、体の後ろ側を意識することがポイント

ドローイングは、深い呼吸をすることができないと効果を得られません。普段呼吸を意識することは、ヨガや武道などを日常的に行っている人や、著者のような仕事に携わっている場合を除いて、ほとんどありませんよね。

普段意識しないことを意識すると、途端に難しくなるもの。まずは深い呼吸が楽にできるようにコツを掴みましょう。

 

(1)深い呼吸は力を抜いて

体に力が入って肩がすくむような姿勢になると、呼吸は深く入ってくれません。まずは肩と肩甲骨をリラックスさせ、下へ下げるように意識しましょう。

 

(2)呼吸の長さと太さを一定にする

呼吸を深くしようとすると、思い切り吸ってすぐに息が苦しくなってしまいます。吐くときも同じ、力一杯吐かないと深く吐けないという思い込みが呼吸を苦しくしてしまい、体を緊張させます。残念ながら、これでは呼吸は深くならないのです。

リラックスして“ゆっくり”“息は細く長く”“一定の太さ”(吸い始めも吸い終わりも一定の太さをイメージ)の3つを意識することが大切です。

 

(3)背中全体を膨らますイメージが呼吸を深くする

うまく呼吸が吸えないときは、息を吸うときに肋骨が前後、左右に膨らんでいくように掌で触れて体感しましょう。

(4)息を吐くときは、お腹を二段階で凹ませる

ゆっくり息を吐きながらお腹を凹ませていきます。息を吐ききったら、さらに下腹部の腹筋を意識的にもう一段階凹ませるように意識しましょう。これがドローイングでも大事になってきます。

 

■ドローイングをやってみよう!

(1)仰向けに寝て、膝を立てます。膝を立てることで、お腹が動かしやすくなります。

(2)息を軽く吸ってから、“ゆっくり”“細く長く”“一定の太さ”で息を口から吐き出していきます。吐きながらお腹を凹ませていき、吐ききったところで、あと一押し下腹部の力でお腹を凹ませましょう。

(3)これ以上吐けないところで息を止め、会陰とお尻の穴を引き締めます。

(4)次に焦らず“ゆっくり”“細く長く”“一定の太さ”で息を鼻から吸っていきます。肋骨を前後、左右に膨らませながらお腹と肺いっぱいに息を入れるイメージを持ちましょう。

(5)5回ほど続けたらリラックスして呼吸を整えましょう。

毎日の習慣にすれば安眠にも繋がりますよ、ぜひやってみてくださいね。

【筆者略歴】

yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。

【画像】

※ Production Perig / Shutterstock

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