今のカレはどう？「長続きカップル」になるための4つの条件

「どんな相手を恋人に選んだらいいのでしょうか？」これまで5,200件以上の恋愛相談を受けてきた筆者からすると、“息の長い関係が持てる人”が理想だと感じます。

20代前半くらいまでは“何となく好きかどうか”を基準に、相手を選んでしまうことがありますよね。ですが、“好き”と“合う”は違います。

今回のコラムでは、これが合うとうまくいきやすいという項目を4つお伝えします。お付き合いをするときの参考にしてみてくださいね。

 

■1：食べ物の嗜好

食べ物に好き嫌いがなければ、どちらかに合わせる必要が無いため、流行りのグルメスポットにも行けて、デートの幅が広がります。あなたが料理を作ってあげる場合も、「これは食べられないから、作らないでくれ」と言われることは少ないでしょう。

普段の食事でも、何を食べようかとなったときに、食べ物の嗜好が似ていると、「わたしはこれを食べたくないのに……」という揉めごとがひとつ減ることになります。

 

■2：お金の価値観

「わたしの彼が、全額デート代を出してくれるんです」こういう人ほど、お金の価値観は見逃してしまいがち。デート中の彼は、あくまで非日常であって、日常はまた違うことがあるからです。

金銭感覚というのは、収入が高いとか低いではありません。何かを買う場合、それにいくらまで出すか、という感覚が同じであれば、お互いが納得して買い物ができるでしょう。

一緒に暮らすことになったら、ここはかなり重要なポイント。まだデートだけをしているカップルは、彼の普段の暮らしぶりにも目を向けてみましょう。

 

■3：時間の感覚

「彼は毎日でも会いたがるけど、私は週2が限界かな……一人の時間もほしいし」「わたしは毎日連絡を取りたいけど、彼はメールもくれなくて」

恋愛における時間の感覚というのは、“会う頻度や連絡の頻度が、どのくらいがベストと感じるか”という基準です。

筆者としては、寂しがりやな人ほど会いたがり、1人が好きな人ほど「無理してそんなに会わなくてもいいよ」という感覚なことが多いと思います。もちろん、お互いの仕事や2人の住んでいる場所にもよります。

デートでも電話でも同じ時間感覚を持っていれば、お互いが満足したことを確認しながら、限られた2人の時間を楽しめるでしょう。

 

■4：清潔感

髪の毛、爪、服装などの身だしなみや入浴、手洗いなど日常の何気ないことではあるのですが、清潔感のレベルが同じであれば、不快感を持つことなく付き合うことができます。これは暮らすというよりむしろ、体の関係を持つときに重要かもしれませんね。

 

ここまで読んで気づいた方はいると思いますが、全て完璧に合っている相手って、ほとんどいないんです！ ですから、ひとつでも多くの項目が当てはまっていたらラッキーだと考え、合わない部分は「相手はそういう人なんだな」と理解したうえで意見交換し、妥協点を見つけましょう。

「どうして合わせてくれないの？」なんて言ってはダメですよ。相手の中ではずっと“これが常識”だったんですから。息の長い関係は、いい意味で妥協しあうことから生まれるのです。

【筆者略歴】

※橘つぐみ ・・・ 恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女！』（講談社）『最終彼氏の見つけ方』（大和出版）他。

【画像】

※ Mindmo / shutterstock