1. トップ
  2. ダイエット
  3. 年末太りを回避!知っておきたいアルコールと体の関係

年末太りを回避!知っておきたいアルコールと体の関係

  • 2016.11.30
  • 11072 views

年末も差し掛かってきており、忘年会シーズンになってきましたね。

「気にしないで楽しんだ方が……」と、もうダイエットは諦めていませんか?

そんなあなたにこれを知るだけでも飲み過ぎが抑えられるかもしれない、アルコールによる年末太りを回避するための情報をおご紹介します!

 

■アルコールを分解する「肝臓」の役割

(1)代謝

食べ物からとった、炭水化物・たんぱく質・脂質を体内で使える形に変えて貯蔵し、必要なときにエネルギーとして供給します。

(2)解毒

アルコールや薬、老廃物などの有害な物質を分解し、体外に排出します。

(3)胆汁の分泌

そのままでは吸収されにくい脂肪を吸収しやすい形に変える消化液の分泌

 

■アルコールが入ると起こる体のスイッチ

アルコールが体に入ってくると、アルコールを分解している間、肝臓はこの解毒作業にかかりっきりになるため、肝臓の役割の優先順位が変わってしまい上記の機能は低下してしまします。

また、分解にはビタミン・ミネラルを大量に使うため、代謝に必要なビタミン・ミネラルも不足してしまうため体を燃やすどころではなくなってしまいます。

さらに、アルコールは食欲のスイッチでもあり、飲んだあとはついつい食べ過ぎてしまうので、シメのラーメンは避けたいところです。

 

■筋トレ効果も減少!?

アルコールを飲むと、筋肉を増強させるホルモンのテストステロンが減少し、筋肉分解作用のあるホルモンのコルチゾルが分泌されるようになります。

せっかくのトレーニング効果を減少させてしまうので、トレーニング後の飲みすぎに注意しましょう。

 

いかがでしたか? 酒は百薬の長と言われますが、飲む量は適量にしておきましょう。

ビタミン・ミネラルの消費も大きいので、おつまみも栄養価の高いものを選ぶと良いですね。

【参考】

アルコールの吸収と分解 – e-ヘルスネット
【筆者略歴】

※ 大嶋浩俊・・・普段何気なく食べている食事を意識することで、美しく健康な身体に近づけることができます。NR企画は“何をどうしたらよいかわからない”といった皆様のお悩みに、食のプロ管理栄養士がパートナーとしてお答えします。ブログ。

【画像】

※ Bojan Milinkov / shutterstock

の記事をもっとみる