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冬に悪化しがち!プロが教える「セルライト」徹底ケア法

  • 2016.11.30
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女性につきやすい“セルライト”。一度ついてしまうと落ちにくく、どんどん血液循環を悪くしていく上に、新たなセルライトを作っていくというやっかいな存在です。冬は筋肉も固くなりやすく、むくみが起きやすいので、そのセルライト悪化を促進する恐れがあります。

セルライトには“血行促進”が必須ですが、どんな風にケアを行うとよいのでしょうか? 今回はエステティシャンの筆者が、冬のセルライト徹底ケア法をご紹介します。

 

■有酸素運動で、心拍数を上げる

セルライトで血液循環が悪くなっている部分の脂肪細胞が小さくなると、細胞と細胞の間に隙間ができ、血液が流れます。運動は、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動がオススメです。これらの運動を、心拍数が上がった状態をできるだけキープしながら続けましょう。

■食生活を見直す

海草類、アスパラガス、キュウリなどのカリウムが多い食事は“水分の代謝”に、豚肉、納豆(豆)、玄米などのビタミンB群は“糖や脂質の代謝”を、そして筋肉をつくる鶏肉、卵、牛乳などのタンパク質は、“むくみを軽減”してくれます。また、たまねぎは血液をサラサラに、唐辛子などの辛い物は血行促進効果があります。

逆に高カロリー、高脂質、スナック菓子、ジュース、添加物の多いものなどは、できるだけ避けるようにしましょう。

 

■下半身すっきりをサポートするサプリメントの使用

最近では、下半身のむくみを取るサプリメントの質が上がってきたと言われています。食事で摂りきれない人には“カリウム”、下半身のむくみに効果的な“メリロート”、脂肪燃焼効果で有名な“トウガラシ”“カプサイシン”、新陳代謝を高める“フーカス”などが人気の成分です。

■セルライトクリームを塗る

サプリメントと同様、セルライト用のクリームも質がかなり上がってきていて、クリームを塗ると、固かったセルライトが柔らかくなるということが実感できます。

種類は様々ですが、オススメは塗るとポカポカと温まるもの(熱くなるものもあります)です。冬の寒さも軽減され一石二鳥! サプリメントやクリームは食事や運動、マッサージなどとあわせて取り入れることで、さらに効果を実感できます。

■ストレッチでセルライトにアプローチ

直接的には関係がなさそうなストレッチですが、続けることで血行がよい体になります。またむくみのケアにもなり、セルライトの悪化を予防できます。

(1)ふくらはぎのストレッチ

アキレス腱を伸ばすようにストレッチします。すきま時間に行いましょう。

(2)ふくらはぎからお尻のストレッチ

前屈を行うことで、ふくらはぎからお尻のストレッチができます。膝を曲げずに、お腹と太ももをくっつけるイメージで行うと効果がアップします。

■必須!セルライトマッサージ

セルライトを柔らかくし、流れやすくします。はじめは痛い人もいると思いますが、無理がない程度に進めていきます。毎日“さする”だけでも、変わってきますよ。

マッサージは念入りに行うと、両足で20~30分ほどかかります。5~10分でもよいので湯船に浸かりながら行ってください。また、ローラーの使用もオススメです。

(1)つまむ→ゆする

特に太もも、お尻の下の辺りのセルライトは、固くなっていてつまめない人もいます。そのような場合は、まず以下の方法で柔らかくします。

(2)つまみ→スライドさせる

皮膚の表面をつまむイメージで、セルライトをつまみます。そのまま、スライドさせる方法です。

セルライトをつまむと筋肉などもついてくる場合は、もう少し(1)を続けます。スライドさせるときにプチプチと音がすることがありますが、問題ありません。

また、強く、痛く行うから効果があるものではありませんので、あざになってしまうほどに行うのは避けてください。

毎日気にかけてケアを続けることで徐々にセルライトが減り、脚がほっそりしてくることを実感できますよ。

 【筆者略歴】

山田みき・・・ エステティシャン・美容師。自身のアトピー・アレルギーを機に美容を学ぶ。NHKにてエステ指導や雑誌掲載多数。エステ・ヘアメイク・着付け各種コンテスト優勝及び上位入賞の経験をもつ。

【画像】

※ Billion Photos / Shutterstock

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