1. トップ
  2. レシピ
  3. 腸スッキリで下腹ぺたんこ!栄養士が伝授する食べて痩せるダイエット

腸スッキリで下腹ぺたんこ!栄養士が伝授する食べて痩せるダイエット

  • 2016.11.29
  • 55307 views

「ぽっこりした下腹が気になる……」その解消のために、ただやみくもに食事制限をしても効果がないどころか、逆に改善から遠ざかることもあるのを知っていますか? というのも、このお腹ぽっこりの原因は、便秘や腸内環境の悪化によって腸の中に溜まった便やガスが原因の場合があるからです。

そこで今回は、管理栄養士の筆者が“正しく食べる”ことで腸をスッキリさせ、下腹をぺたんこにする方法をご紹介します。

 

■まずは主食のお米をしっかり食べましょう

腸の中をスッキリさせる成分の筆頭が食物繊維です。日本人女性はこの食物繊維が全然足りておらず、国が定める目標量の18gに対して、20~40代女性の摂取量は平均約12g程度にとどまります。

この食物繊維不足の原因の一つが、穀物の不足です。食物繊維というと野菜を思い浮かべる方が多いですが、お米をはじめとする穀物でも食物繊維が摂取できるのは意外な盲点ですよね。

お米で食物繊維をとるなら白米よりも、断然玄米や分搗き米がオススメ。手軽に雑穀や大麦を混ぜる方法もお手軽にできますよ。

 

■簡単に作れる鍋料理をうまく活用しましょう

これからの季節に美味しい鍋ですが、鍋は美味しいだけでなく、たくさんの野菜やきのこ、海藻などの食物繊維をとる絶好の機会です。実際鍋を作ってみると「えっこんなに野菜食べられちゃった!」と驚きますよね。サラダよりも煮込んだ方がカサが減り、たくさんの野菜を食べることができるのです。

ここでさらに塩麹や酒粕などの発酵食品を味付けで利用すると、これも腸内環境を整えることにつながり、効果をグッとアップさせることができますよ。

 

■何気なくとっている間食に一工夫を

コーヒーブレイクで一息入れるときの間食でも食物繊維はとることができます。どこでも手に入り、種類も豊富なナッツや砂糖不使用でも甘くて美味しい干し芋やドライフルーツ。しかも嬉しいことにこれらには食物繊維以外にも、ビタミンやミネラルなどの健康や美容に嬉しい栄養素がたっぷり詰まっています。

飲み物では甘酒が一押しです。ホットで飲むと身体を温めてくれるだけでなく、麹菌をとることで腸内環境の改善につながることが期待できます。そのときはなるべく米麹から作られた、砂糖などが添加されていない純粋なものを選ぶようにしましょう。

 

いかがでしょうか。食物繊維を豊富に含む食べものを日々とることで、お腹がスッキリ美しくなるだけでなく免疫力も上がって体調も崩しにくくなりますよ。ぜひ実践してみてください。

【参考】

※ 平成二十六年 国民健康栄養調査 – 厚生労働省

※ 日本人の食事摂取基準(2015年版) – 厚生労働省

【筆者略歴】

※ 圓尾和紀 ・・・ 管理栄養士。総合病院勤務を経て予防医療を志し、独立。和食素晴らしさを伝える活動と、“不自然な食べもの”にあふれた環境で、定期的に身体をリセットする目的からファスティングを取り入れた生活の提案を行う。カラダヨロコブログ

【画像】

※ Alexeysun / Shutterstock

の記事をもっとみる