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老舗リゾートがやっぱり一番と思う理由。(Saori Masuda)

  • 2016.11.29
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新しもの好きとしてはオープンしたてのリゾートやホテルができると、どうしてもそっちに行ってしまいがち。でも、一島一リゾートの先駆け的存在、フィリピンのパマリカン島にあるアマンプロでは老舗リゾートの良さを実感できるポイントが目白押し。今回は、それぞれの施設を一つずつご紹介しながら、その良さを実証します。

人によるサービスに感じる安心感。

マニラ国際空港の到着ロビーを出るとアマンプロのスタッフが待っていてくれます。その後用意された車で小型機専用の空港に向かうと、そこにはアマンプロ専用のロビーがあり、ウエイターによる飲み物やちょっとしたフルーツなどが振る舞われるサービスがあります。ちょっとしたことですが、合理性を求めるが故にセルフサービス化したラウンジが多い最近では、こういったちょっとした人によるサービスに安心と優雅さを感じます。

心和む小型機からの景色。

アマンプロ行きの専用機に乗って40分程すると、島が見えてきます。途中、海だけではない、雲の中から雷が見える景色に次第に心が和んでいくのを感じます。

プライベートビーチが本当の意味でプライベートになる。

かなり多くのヴィラがあるはずなのに、他の宿泊客にほとんど会うことがない、隣のヴィラとの間隔が十分すぎるくらい余裕をもたせて作られている宿泊施設は最近では珍しい。プライベートビーチが本当にプライベートだと感じることができるのは、この余裕を持たせた造りゆえ。

余裕のあるリゾート作り。

敷地内はそれぞれのヴィラに一台ずつあてがわれたゴルフカートで移動します。もちろん、運転は自分たちで行います。緑が生い茂った林のような敷地内を探検すると、島内が意外に広く移動時間がかかることを知るので、ヨガやスパの時間には余裕をもって行くことを教えられます。その辺の情報はスタッフに聞くと教えてくれますが、自分たちで自由に動いて徐々に知るのも島を楽しむ方法の一つ。

計算された無駄のない部屋造り。

アマンプロではすべてがヴィラ造りです。部屋の中はコンパクトで、ベッドルームとバスルーム、そしてプライベートビーチに抜ける小道の前に広いテラスがあるのみというシンプルな造り。実際泊まってみると導線が良いので居心地が良く、またバスルームが大きく使い勝手が良いのがうれしい。一見シンプルだけど、計算された無駄のない作りを改めて実感します。

スタイルのあるダイニング。

レストランは3つ。ビーチに2つ(バーベキューができるところとオールデイフードが食べられるところ)とレセプションの近くにあるアジアンフードのメインダインニング。朝食はビーチレストランとメインダイニングで取ることができます。リゾートでのレストランスタイルを築いたとも言えるアマンリゾーツ。ビーチで食べられるフードと地元(ここではアジアン)フードの2つと更にバーベキュープレイスというのが定番。他に食べたいものがあれば、可能な限り個人の要望を聞いてくれるというスタイルもここアマンリゾーツから始まったと言われています。

わがままな時間を過ごす。

リゾートでの過ごし方は人それぞれですが、活動的に過ごしたい人にとって、ここではいろいろなエクスカーションが楽しめます。スノーケリングやスキューバダイビングはもちろん、クルーズやフィッシングなど、アクティブなものは特に豊富。ほんの数日でも日常を離れて、自分のやりたいことをほぼすべてかなえてくれる、そんなわがままが通るのも老舗ならでは!?

最新のスパメニュー。

もちろんスパメニューも豊富で、自分でプログラムを作ることも可能。研究熱心なスタッフが最新のスパ事情を把握しているため新しい技術を体験できたりもします。スパ施設は高台にあるので、景色も良く、スティームサウナに入ったりしながら一日中過ごすこともできます。自分の時間を思う存分取り戻すことを可能にしてくれる極楽スペース。

充実したヨガやピラテス教室。

ジムの隣にはヨガやピラテス教室なども行われているスペースもあり、インストラクターが時間割に沿って教えてくれます。充実したインストラクター陣によるパーソナルレッスンを受けることももちろん可能。ここにくると初めて他の宿泊客に合うことになり、意外と多くの宿泊客が泊まっていることに気づき驚くことも。

星付きシェフレベルの味。

地元のアジアンフードはさすがに美味しい。星付きシェフかと思うほどの味で、もちろん朝食も胃にやさしい上品な味。

豪華ピクニックはどこへでも運んでくれる。

楽しいサービスの一つにピクニックがあります。場所は対岸の無人島ビーチ、プライベートビーチ、部屋のテラスなど、どこへでも好きなところに届けてくれます。豪華な内容なので、サクッと食べるというより、その日のメイン食になるくらいの質と量。こんな優雅なひとときもアマンのような老舗だからこそ味わえるのでは。

全日程雨天でも退屈しない施設造り。

スコールなど雨に見舞われるのもアジアならでは。外に出られないときのために、広くとってあるラウンジではさまざまなリクリエーションを楽しめます。あらゆる場面を想定して考えられたこのような施設があるのも、さすがと思わざるを得ません。

島内にはラグジュアリーなビーチスタイルショップも。

仮に手ぶらで行ったとしても、ビーチウエアやドレス、サンダル他ラグジュアリーなビーチライフに必要なものは何でも揃うショップの他に、洗練されたインテリアショップや高級ヴィンテージジュエリーショップなども備わっています。

プライベートビーチ派? プール派?

レセプションがある棟にあるメインプール。プライベートビーチがあるので滅多に使用することはないかもしれないが、夜も泳ぐことができるので、水泳好きにはたまらないかも?

自然と満喫するための環境整備。

都会に住んでいると、自然のありがたみを忘れてしまいがちですが、ここでは朝日と夕陽の両方を楽しむことができます。一番の贅沢はこの自然を満喫するために整えられた環境なのかも。余談ですが、写真左の崖の上で、ロマンティックなディナーを楽しめるサービスもあります。

参照元:VOGUE JAPAN

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