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顔と頭のたるみをスッキリ! ヘアケア時間にプラスするだけの簡単セルフヘッドスパ

  • 2016.11.29
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© Piotr Marcinski - Fotolia.com

昔から、「髪は女の命」という言葉があるように、いつの時代もヘアケアへの関心は高いようです。数多くのヘアケア製品がありますが、自分にあったものを選ぶことは、髪と頭皮の健康に大切なこと。また、いくら高級なものを使っても、間違った方法では、逆にダメージになることも…。

そこで女性誌編集者歴25年の筆者が、ヘアサロン、ヘッドスパサロン、エステサロン、ヘルスケアメーカー、しんきゅう師、ビューティ整体師に取材して培ってきた知識の中で、実際に効果を感じられて、入浴中に簡単に取り入れられるヘッドスパをご紹介します。

■知っているようで違っている? シャンプーの手順

1. 髪をぬらす前にブラッシング

ブラッシングの目的は、髪についたほこりや軽い汚れを落とすこと。このひと手間で、シャンプーの泡立ちが良くなり、頭皮の汚れや皮脂がとれやすくなります。髪を無理に引っぱったり、頭皮をがりがり刺激したりしないよう、ご注意を。

2. ぬるま湯で汚れを洗い流す

ブラッシングで浮きあがった汚れを、ぬるま湯で洗い流します。このとき、頭皮もしっかりと洗い流すことで、汚れの半分以上は落ちているのだとか。

3. シャンプーは、てのひらでよく泡立てる

頭皮も、顔と地続きの「皮膚」。洗顔料と同じように、シャンプーも、てのひらでよく泡立ててから使いましょう。よく泡立てることで、毛穴に洗浄成分が届きます。

4. 頭全体を、優しく手早くマッサージ

指の腹を使って、頭全体をマッサージします。ボールを握ったときの手の形で、ジグザグ小刻みに。次に、クルクルらせんを描くように、頭皮全体をほぐします。爪を立てると頭皮を傷つけるので、優しく手早くを心がけましょう。

5. シャンプーを洗い流す

シャンプーの成分が残っていると、髪や頭皮のトラブルにつながります。念入りにすすぎましょう。

6. リンス(コンディショナー)は、頭皮につかないように

シャンプーを洗い流したら、タオルで髪を軽くふいて、リンスをつけていきます。リンスの目的は、髪の表面に油膜をはって、ツヤを出すこと。油分で頭皮の毛穴がふさがれると、かゆみや湿疹(しっしん)などのトラブルにもつながります。頭皮ではなく、髪の束にもみこむようにしましょう。洗い流すときは、ゴシゴシこすらず、髪をなでるように。

■覚えておきたい頭のツボとは

頭のコリは、顔のたるみにも影響があるそうです。マッサージのときに、頭のツボも、ちょっと意識してみましょう。

1. 頭の頂点 百会(ひゃくえ)

左右の耳の一番高いところから、頭の頂点に向かって伸ばした線の交わるあたり。これが百会の目安です。

「万能のツボ」とも呼ばれるツボ。頭皮の代謝を高め、自律神経を整える働きがあるといわれています。

2. 耳の上 角孫(かくそん)

耳の上の髪の生え際あたり、少しくぼみを感じる部分が、角孫の目安です。頭部の緊張をほぐし、血行を促すといわれています。

3. 後頭部 風府(ふうふ)

後頭部のでっぱりの下あたり。首の真ん中を下から上にたどり、少しへこんだ部分が、風府です。こちらも、頭部の緊張をほぐすツボです。

近年ではノンシリコンシャンプーやオイルシャンプーなど、髪と頭皮の健康に良いとされる商品が、次々と発売されています。最新トレンドは、髪を洗うトリートメント。シャンプーを使わず、頭皮のクレンジングと髪のトリートメントができるので、忙しいワーキングママに注目されています。気になる方は、チェックしてみてはいかがでしょうか?

(マムズラボ)

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