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違いはココ!結婚して「幸せになる人」と「ならない人」

  • 2016.11.28
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これまで5,200件以上の恋愛相談を受けてきた筆者ですが、その多くが「結婚したいけれどできない」というものです。実は、結婚したいけれどできないという女性の多くは「結婚したら、旦那様が助けてくれる」と考えていることが多いと感じます。

もちろん、重いものを運んでもらうなどは構いません。生活費だって、彼がOKなら負担してもらっていいんですよ。だけど、“経済的にも精神的にも、全面的に寄りかかりたい”というのが現実的ではないと感じます。

今回のコラムでは、結婚して幸せになる人とならない人の違いについてお送りします。

 

■1:お互いが自立していること

結婚式のウエディングケーキ入刀のセレモニーのときに、「2人の最初の共同作業~」と言いますよね。こういう表現をすると「結婚は2人で力を合わせるんだな」と思いがちですが、結婚する2人はそれぞれが自立していることが必要です。

結婚は独立した生計を2人で営んでいくもの。それぞれの役割をきちんと認識し、自らの意思で生活していかなけてはならないのです。

あなたが若い(25歳以下は若いとします)場合、経済的な自立はできていないかもしれません。それでも「1人でもそこそこ幸せ。彼といる方がもっと幸せ!」という精神的な自立ができている方が、結婚生活が長続きします。

精神的な自立が不十分だと、結婚生活で問題が起きたときに「相手が○○をしてくれないから」と不満ばかりが出てしまい、ケンカが増えてしまいますから。

 

■2:お互いの違いを認め、許し合えること

結婚はひとつの家庭に2つの価値観が同居するもの。どんなに長く付き合っていたとしても、一緒に暮らし始めてからは、「えっどうしてそんなことをするの?」という疑問の連続。価値観が同じと思って結婚したカップルであっても、生活リズム、お皿の洗い方、洗濯物の干し方などなど、違いは山ほど見つかるでしょう。

しかし、こればかりは誰と結婚しても大差ありません。限られた空間や時間の中で、どれだけお互いが主張を抑え、相手を理解し、許し合えるかが重要です。

 

■3:結婚をステイタスとして考えないこと

結婚はあくまでも当事者同士のもの。幸せな結婚というものは2人が理解し、満足し合えればそれで充分なのです。しかし、中には旦那様や子供を“自分のアクセサリー”のように考える人もいます。そういう価値観の人が周りに多いと、なんとなく“幸せそうでいいな”と周囲から思われたい気持ちの方が強くなってしまうのですね。

結婚にステイタスを求めると、一番大切な“相手がどう感じているかに気を配る”という考えが抜けてしまうもの。「わたしが○○なんだから、あなたが従ってよ!」となりがちです。

そうすると2人の価値観に相違が出て、離婚に至ってしまうこともあるでしょう。

 

当たり前のことですが、結婚生活の方が交際期間に比べ、密度の濃い時間になるもの。交際中の甘い時間に比べ、2人がぶつかってしまうことは多々あるかもしれません。ですが、そういったぶつかりを経て、お互いの“ほどほど”ができていくのです。年をとっても仲よくいられるカップルは、“ほどほど”を理解し合った人同士なのかもしれませんね。

【筆者略歴】

橘つぐみ ・・・ 恋愛コンサルタント。つぐみ恋愛相談所代表。テクニックだけでなく、ポンポンッとうまくいく雰囲気も教えるコンサルや勉強会が人気。著書は『野性の勘で恋せよ乙女!』(講談社)『最終彼氏の見つけ方』(大和出版)他。

【画像】

※ kiuikson / shutterstock

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