1. トップ
  2. 恋愛
  3. ヴォーグがサポート! 歌舞伎とフィギュアスケート、世界初の “饗宴”。

ヴォーグがサポート! 歌舞伎とフィギュアスケート、世界初の “饗宴”。

  • 2016.11.28

11月28日(月)に開かれた記者会見での3人の衣装も、ヴォーグがプロデュース。

【さらに写真を見る】ヴォーグがサポート! 歌舞伎とフィギュアスケート、世界初の “饗宴”。

2017年5月、日本の代表的な文化芸術である歌舞伎と、芸術性に富んだスポーツであるフィギュアスケートを融合した、ストーリー仕立てのアイスショー「氷艶 hyoen2017 -破沙羅-」が開催される。

メインキャストは、日本を代表する歌舞伎俳優の市川染五郎、世界的トップフィギュアスケーターの荒川静香、髙橋大輔。市川染五郎は演出も手掛け、世界初となるこのスペシャルな公演をプロデュースする予定だ。

今回、この記念すべき公演に、ヴォーグ ジャパンがアーティスティック コンサルタントとして参加。メインヴィジュアルの制作やメインキャストのスタイリングなどを担当し、世界初となる歌舞伎とフィギュアスケートとの“饗宴”を一層華やかに盛り上げる。

会場となるのは、国立代々木競技場第一体育館。チームラボによるデジタルアートを投影した大型のスクリーンや、氷上へのプロジェクションマッピングを駆使した映像演出も大きな注目を集めそうだ。

「氷艶 hyoen2017 -破沙羅-」

公演日時:2017年5月20日(土)21日(日)22日(月)

会場:国立代々木競技場第一体育館

主催:日本テレビ放送網株式会社

特別後援:公益財団法人日本スケート連盟

企画:株式会社ユニバーサルスポーツマーケティング

製作:松竹株式会社

制作協力:株式会社松竹エンタテインメント

アーティスティック コンサルタント:VOGUE JAPAN

映像演出:teamLab

Photos: Nozomu Ojika 

「そもそもスケートリンクで歌舞伎ができないか、KABUKI on ICE というようなことができないか、と思い描いたことがすべてのきっかけでした」と、今回の総合演出も手がける市川染五郎さん。「歌舞伎とスケートのショーがコラボすることはもちろん世界初の試みです。『美しさ』『艶やかさ』を見せるというのは、歌舞伎とスケートの共通項。見てくださった皆様が涙するような、そんな公演にできたらと思います」演目の「破沙羅」は、常識を打ち破るといった意味を持つ。「そもそも歌舞伎が誕生する200年以上前の南北朝時代に、常識を打ち破るような、そういった人たちを『破沙羅』と呼んだそうです。『沙羅』とはまっさらなこと、という意味。そんなまっさらな、沙羅でさえ、打ち破る。そんな公演にしたいと思っています」。今回の舞台は、基本的にすべて氷上。「基本的に、私も滑ります。ただ滑るのには、別の意味もございますので(笑)悪い意味で滑ることのないよう、頑張りたいと思います(笑)」「フィギュアスケートと歌舞伎の組み合わせは世界初。それだけでなく、今回はチームラボの協力を得て、氷の上にプロジェクションマッピングをしていただくという演出もある。そこがとても楽しみです」と意気込みを語ったのは、源義経役を演じる髙橋大輔さん。「ショーとアートを融合させ、これまでにないかっこいいものにしたいと思っています。『破沙羅』という公演名もとてもかっこいいですしね。僕が演じる源義経さんは『善』の役。染五郎さん演じる『悪』に対抗していく役ですが、『善』というものを演じるということについても、すべてが初めての経験。まだ手探りの状態なので、しっかりと自分のなかに落とし込んでいきたいと思っています」。「今日の私たちの衣装もそうですが、今回の公演ではヴォーグ ジャパンがコンサルタントに入ってくださるので、歌舞伎とフィギュアスケートとの融合を、アート面や衣装面でもどのように演出していくかということがとても楽しみです」と荒川静香さん。「今回は歌舞伎の皆様のお力をお借りして、フィギュアスケートの新たな魅力を引き出していただけたらと思います。この経験は、出演するスケーターにとって、とても大きな成長のきっかけになるでしょう。今回、染五郎さんもスケートに挑戦されるということですが、新しいことにトライするのは私たちスケーターも同じ。まずは私たちも歌舞伎を学ばせていただいて、お互いの文化を融合させていただきたいと思います」

参照元:VOGUE JAPAN

の記事をもっとみる