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冬になると頭がクサくなる?  頭皮のニオイを解消するテクニック

  • 2016.11.27
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汗をかいていないのになぜか頭がクサイ…。秋冬になると、自分の頭皮のニオイが気になる人が増加します。この原因は、乾燥や皮脂の詰まりからくるといわれています。

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毎日の生活の何気ない行動が、頭のニオイの原因かもしれません。解消するには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。

■汗をかいていないのにクサイ…その原因とは?

汗をかきやすかった夏は毛穴が開きやすく、老廃物や皮脂、毛穴の汚れなどが汗と一緒に流れ出ていました。しかし、気温が下がり乾燥しやすくなる秋冬は、毛穴が開きにくく汚れや老廃物が排出されにくくなるのです。

また、防寒具として帽子などで頭をすっぽり覆う機会が多いため、汗や熱がこもりやすくニオイの原因となる要素が増えてしまいます。

■ニオイを除去! 頭皮スッキリなシャンプーテクニック

ただ頭を洗うだけでは、ニオイの元は残ったまま。頭皮を清潔にするシャンプーのコツを知っておきましょう。

1. ブラシで頭皮の血行を促進

シャンプー前には必ずブラッシングを。髪の絡まりを解くだけでなく、ホコリや汚れの大部分を落とすことができます。頭皮を刺激することで血行促進にもなり、頭皮の新陳代謝が上がって汚れや老廃物がスムーズに排出されるのだそう。

頭皮を傷つけないよう、毛先のとがっていないものや天然素材ものものがオススメ。

2. オイルマッサージで毛穴の汚れをスッキリ

もうひと手間加えるならば、シャンプー前のオイルマッサージ。オイルによるマッサージ。皮脂汚れや老廃物は油分になじみやすく、オイルを使うことでクレンジング効果も期待できます。

ホホバオイルやアルガンオイル、椿オイルなどがオススメ。ドラッグストアで手に入るもので、十分です。

3. シャンプーは頭皮をもみほぐすように

髪についたホコリや皮脂は、シャワーだけでも十分落とせるといわれています。シャンプー液は少量で十分。たっぷり泡立てて、地肌をマッサージするような気持ちで。

手にのせたシャンプー液を直接髪につけ、揉みながら泡立てようとすると、爪を立ててしまいがち。頭皮が傷ついてしまいます。量もつい増えてしまい、すすぎ残しの原因にもなります。シャンプー液は、あらかじめ泡立ててから頭に乗せましょう。

4. トリートメントは毛先を中心につける

トリートメントの洗い残しが、頭皮トラブルの大きな原因のひとつ。適量を手に取ったら、まずは傷みやすい毛先からつけていきます。根元は手に残ったトリートメントをなじませる程度でOK。

■頭のニオイの原因となるNG行為

普段の生活の中にも、頭がクサくなる要素が! 何気なく毎日繰り返し行っていることが、頭のニオイを悪化させてしまっているかもしれませんよ。

・ぬれたまま放置&就寝

「ドライヤーは髪が痛む」と、自然乾燥にこだわる人も多いものですが、頭皮が湿っている間、雑菌が増殖しています。

© Drobot Dean - Fotolia.com

乾かさずにベッドに入ってしまうと、寝ている間にかいた汗と濡れた頭皮のコンボで、頭は不潔極まりない状態となり、ニオイの要因になってしまします。

・ドライヤーと頭の距離が近すぎ!

頭皮の乾燥を悪化させる原因として、頭皮にドライヤーの熱が当たりすぎていることがあげられます。髪や頭から20〜30cm程度離して風を当て、髪の内側に手を入れ、頭皮までしっかりと風を含ませるように乾かしましょう。

これからさらに乾燥しやすい季節になります。ニオイのない清潔な頭皮を保つため、毎日のヘアケアにちょっと工夫をしてみてくださいね。

(マムズラボ)

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