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冷え・むくみ解消にも!話題の「開脚」の効果と方法

  • 2016.11.26
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最近注目を浴びている“開脚”。昔から柔軟運動の中でも花形で、柔らかさの象徴ではないでしょうか? 女性にとって股関節周りの柔軟性はとても大切です。

内側から健やかな美しさを保ちたければ必須といってもよい開脚のメリットを、ヨガインストラクターであり、女性の体調整を得意とする著者が分かりやすくご紹介します。

 

■股関節周りが柔らかくなると、スタイルがよくなる!

股関節周りを柔軟にすると下半身の血流が改善されます。ただでさえ冷えやすく老廃物が溜まりやすい下半身。上半身と下半身のつなぎ目である股関節部分の動きが鈍いと、さらに状況は悪化してしまいます。

股関節部分の動きがスムーズであれば、老廃物の処理も循環も本来の働きができるようになり、むくみや冷え、下半身太りなどの女性にとって大敵である要素を改善することができます。

 

■開脚をするには、腰回りの柔軟性が必要

開脚ときくと、股の部分を開くことが開脚だと思っている方がほとんどではないでしょうか? しかし開脚は脚の付け根部分の柔らかさだけでできるものではないのです。

実際に開脚をするとよく分かると思いますが、いざ足を開くにしても腰が伸びてくれないと、脚すら開けないことが分かるでしょう。

これは普段の姿勢にも関わっており、開脚ができるようになると腰の柔軟性も養われ、姿勢がよくなると同時にスタイルがよく見えるようになるのです。

 

■腰が硬くて脚が開けない人のための開脚法

(1)両足を大きく開いて立ちます。

(2)お尻を後ろに引き、上体を前に倒しながら両腕を膝あたりに置きます。

(3)両腕と上半身の重みを利用して、両足を開いていきましょう。

(4)このときお尻が後ろに引けていないと、足に体重がかかってしんどくなってしまうので注意してください。

(5)(3)のポーズから右腕、右半身に体重を移動させ体を左方向へ捻っていきましょう。腰がストレッチされ、右足の太もも内側が伸びているのを感じましょう。

(6)反対側も同様に行い、交互に続けていきましょう。

 

■開脚をもう少し深めていきたい人のためのストレッチ

(1)左足を開き、右足は膝を曲げてかかと部分を会陰に近づけておきます。

(2)左足の踵を立てて、指先を天井に向けます。

(3)腰から軽く捻るようにして、伸ばした足方向の左側へ上半身の向きを変えます。両手で支えましょう。

(4)息を吐きながら上体を床に近づけていきます。左足の付け根の奥への刺激を意識しましょう。

(5) 反対側も同様に行います。

 

いかがでしたか? 体が硬い人はメジャーな開脚の姿勢にとらわれなくても大丈夫! 段階を踏んだポーズを少しずつ取り入れて、焦らず憧れの開脚に近づいていきましょう。

【筆者略歴】

yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。

【画像】

※ g-stockstudio / Shutterstock

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