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えっ、それ正気!? 男も女もドン引きしちゃう「ありえなメイク」3つ

  • 2016.11.24
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いくら時間がない朝とはいえ、メイクをするならそれなりの仕上がりはマナーです。筆者は職業柄、人間観察マニアで、街を歩けばキョロキョロ、電車に乗ればキョロキョロしています。そのなかで「えっ、正気!?」というメイクをされている女性もしばしば……。

そこで今回は、メイクアップアーティストである筆者が、男性ウケはおろか女性ですら「ありえない!」と思ってしまう“ありえなメイク”を3つご紹介します。

 

■ありえなメイクその1:輪郭オンリーなアイブロウ

“ありえなメイク”1つ目は、トレンドが出やすい眉。

ペンシルでしっかりと描かれた眉は、“ナチュラル”という言葉からかけ離れたもの。トレンドの太眉を意識していたとしても、眉山から眉尻の毛のない部分が輪郭のみしっかりと描かれていて中が空白の状態で、えっ!? まさか描き忘れたとかではないよね?というレベル。

そもそも眉を描くときは、毛の足りない部分に、まるで1本1本描き足すかのように繊細に描いていくもの。まさかガイドラインを引いて、中をぬりつぶすことなんて……あなたは、していませんよね?

 

■ありえなメイクその2:役立たずなアイライン

アイラインといえば、目のフレームをハッキリと強調させるために引くものです。そのため、筆者が一般の方のメイクレッスンでも口を酸っぱくしてお伝えしているのが、“アイラインは、必ずまつげとまつげの隙間を埋めること”。

それができていないと、目のフレームとアイラインが分離して見えてしまい、実に不格好ですし、何のために引いたのかわからなくなるほど。

よほど急いでいたのでしょうか……ある女性のまつげの生え際とアイラインの間には、およそ1.5ミリはあろうかという空白ができていました。まさか、そこにもう1つ目を描く気ではありませんよね……!?

 

■ありえなメイクその3:キャットラインは跳ね上げすぎは命取り

アイラインでも、より目を強調し、海外セレブのなかでも流行った“キャットライン”という目尻をキュッと跳ね上げる形。

たしかに小悪魔っぽく、チョイ悪乙女なイメージでキュートですが、気合いが入りすぎたのでしょうか……。筆者が見かけたある女性のキャットラインは、跳ね上げすぎて眉尻とつながる寸前だったのです。

その女性は、眉と目の位置が割と近く、眉尻を下げすぎてしまうと、困り顔はおろか“困り果てた顔”になってしまうのです。挙句、キャットラインに気合いが入りすぎたこともあいまって、眉尻とキャットラインの先端が出会い頭の事故寸前。

かわいいメイクも、自分のパーツの位置や加減が非常に重要だと再認識させられた瞬間でした。

 

いかがでしたか? ここまでくると、普段メイクというよりかは仮装メイクのようになってしまいます。ですから、メイクのベーシックをあなどることなかれ! 今一度、鏡を見て要チェックです。

【筆者略歴】

※ 黒木絵里 ・・・ 外資系化粧品メーカー2社、某大手ヘアサロンのメイクセクション統括を経験後、独立。Eri Kuroki Make-up solution代表となり、育成やマニュアル監修、大手企業のセミナーのほか美容ライターとしても活動中。

【画像】

※ Sofia Zhuravetc / shutterstock

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