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30代のNOルージュは絶対ダメ!プロが教える「唇くすみ」の原因とケア方法

  • 2016.11.24

30代を過ぎると出てくるお肌やお顔の悩み……20代の頃は盲点でしたが、だんだんと唇のくすみが気になってきませんか? クリアーなグロスだけでプルプルピンク色に、というのはだんだんと難しくなってくるため、これからは正しいリップケア方法を知る必要があります。

そこで今回は、メイクアップアーティストとして、ニューヨーク、ロンドン、日本とさまざまな人種の方にメイク前後のリップケアをしてきた筆者が、悩み別に抑えておきたいポイント、ケア法をご紹介します。

 

■くすみ・乾燥の原因は?

まず抑えておきたい基礎知識。唇のくすみや乾燥の大きな原因は、年齢、ケアがしっかりされていないこと、もしくはお化粧品が落としきれていないことがあげられます。

特に最近では落ちにくい口紅やティントタイプの口紅も多く出ていますよね。しかし、落ちにくいということは、普通のクレンジングでも“落ちにくい”ということ。クレンジングの際にしっかりと口紅を落としたり、ポイントリムーバーで拭き取ったりするようにしましょう。口紅が残ってしまっている状態だと怖いのは色素沈着! くすみと乾燥の原因になります。

キレイになるためにつけるリップで逆効果にならないように気をつけましょう!

 

■とはいえ…口紅を塗らないのはNG!

落とすのが大変だからといって口紅やグロスを塗らない口元は30代以降にはオススメできません。ご自身の色味だけで明るさをキープするのはだんだんと難しくなっていきます。口元に明るさを持たせるのと持たせないのとではお顔全体の華やかさが違うので、お気に入りの色味を見つけて必ずポーチに忍ばせて!

 

■口紅下地を取り入れるのもアリ

色素沈着が怖い場合は、口紅下地を取り入れることもオススメ! 最近ではふっくら見せてくれる効果、縦じわを軽減させてくれる効果など色々なメリットもあります。唇はとても皮膚が薄い部分なので、口紅の直塗りよりも下地を入れてから塗布すると安心です。

筆者のオススメは次の2つ。言わずと知れた人気商品ディオール『アディクト リップ マキシマイザー』。唇をケアしながらツヤを整え、ふっくらと見せてくれます。もうひとつは、THREE『リップコンシャス プロテクター』。紫外線のダメージからも守ってくれる口紅下地。唇の色補正効果や保湿効果も高いので、普段のケアとしてもオススメです。

 

■乾燥にはスペシャルケアを取り入れてみて

特にこれからの季節は普段以上に乾燥対策をする必要があります。1日に何度かリップを塗り直す、寝る前用の乾燥対策リップを取り入れる、極度の乾燥対策にはリップパックやリップスクラブを取り入れるなどの方法がオススメです。普段のリップだけではこの時期の乾燥は乗り切れないので、ぜひスペシャルケアも取り入れてみて!

SHIGETAの『リップセラム』は、しっとり感の持続力がとても良くてオススメ! 甘い香りにも癒されます。お化粧前にリップを塗り、ラップでメイク中に数分パックをしてあげるとよりしっとりプルプルに。

リベルタの『美唇姫』は、寝ながらケアするというちょっと面白い寝る前用コンセプトのリップ。古い角質と乾燥を寝ながらケアしてくれるので取り入れたい逸品。

sara happの『リップ スクラブ』はくすみ、色素沈着、乾燥対策にも取り入れたいスペシャルケア。使い過ぎは負担になりますが、週に1回程度マッサージをしながら取り入れると透明感も出ます。

 

筆者も30歳を超えてから驚くほどに唇が変化しました。先を見据えてしっかりとケアを取り入れていくことがとても大事! 口元をプルプルツヤツヤに、そして美しい発色を常に心がけ、洗練美人を目指しましょう!

【筆者略歴】

※ 小笠原彩 ・・・メイクアップアーティストとしてロンドン、NY、東京とランウェイや雑誌・広告のメイクを手掛けハリウッド女優顧客も持つ。2015年に美容プロデュース・コンサルティングの会社を立ち上げ、アジア方面での貢献事業、講演、商品開発も行っている。

【画像】

※ marinafrost / shutterstock

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