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『ムーミン』から『ぐりとぐら』まで。子どもの頃大好きだったキャラクターがいっぱいの絵本カフェ

  • 2016.11.24
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JR岡山駅からほど近い場所にある「Lasten aika(ラステン アイカ)」は、絵本を愛する店主が営む北欧風のちいさなカフェ。絵本に出てくる料理を再現したメニューを楽しみながら、お気に入りの1冊と一緒に、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか。

色彩豊かな北欧インテリアに心ときめく

JR岡山駅西口から徒歩5分。「奉還町商店街」入口前の道路を挟んだちょうど向かいにラステンアイカはあります。鮮やかな水色のテントが目印です。

アンティークな木のドアをくぐり、店内へ。白を基調とした空間に色彩豊かな北欧家具が配され、壁や本棚には絵本がずらり。ぬいぐるみたちもたくさん飾られていて、まるで子ども部屋のようなかわいさです。まずはアルネ・ヤコブセンのスワンチェアに、ゆったりと体をあずけましょう。

メニューをオーダーしたら、棚からお好みの絵本を選んでのんびりと待ちます。

こちらで使われている食器も北欧スタイル。「ARABIA」や「iittala」のマグカップやプレートでフードやドリンクを楽しめます。

店主がハンドドリップで丁寧に淹れるコーヒー(450円)は一口菓子付きです。

子どもたちが楽しめるコーナーもあります

店内奥には子ども用の小さな机があり、ここで自由に絵を描いたり折り紙を楽しむことができます。

折り紙は大人でも楽しめます。壁に作られた「折り紙の木」には、訪れたみなさんの作品が飾られています。よく見るとメッセージが添えられた作品もありますよ。

店主ラステンさんの想い

店主のラステンさんはもともと絵本好きでしたが、父親となって子どもと過ごす時間のなかで絵本の魅力を再認識。「親子や子どもたちで楽しめる絵本を主体とした空間を作りたい」という想いがつのり、2013年にラステンアイカをオープンさせました。

「ラステンアイカ」とは「子どもの時間」という意味で、世界一読書好きな国といわれるフィンランドの言葉です。発音が難しいとされるフィンランド語のなかで、偶然にも発音しやすくコンセプトにぴったりなこの言葉が見つかったそうです。

カフェの一角にはリユースコーナーも設けられていて、読まなくなった絵本の買取、販売がおこなわれています。

「絵本や児童書の表現は、生きることにストレート。力をあたえてくれる作品が多いので、ぜひ大人にも読んでいただきたいです」と話すラステンさん。お気に入りの1冊を見つけてみませんか。

絵本をイメージした、かわいいスイーツをいただきます♪

こちらでは絵本に出てくる料理を再現したメニューや、絵本に登場しそうなかわいらしいメニューが楽しめます。『ムーミン』、『ぐりとぐら』、『バムとケロ』など、おなじみの作品に登場する料理の数々は、どれをオーダーしようか迷ってしまいます。

迷ってしまったら、こちらの「ラステンさんのホットケーキ」(500円)はいかがでしょう。3段になったホットケーキは、ふわふわの食感が魅力。表面にはラステンアイカのオリジナルマスコットがパウダーシュガーで描かれています。

『バムとケロ』のドーナツも人気です

「バムとケロのにちようび」で犬のバムとかえるのケロが作る山盛りドーナツを再現した「にちようびのドーナツ」(500円)も人気です。食べやすいサイズのドーナツが8個。ホイップクリームといちごジャムも添えてあります。

時間を忘れてのんびり過ごしてみませんか

ラステンアイカには現在、約600冊以上の絵本や児童書がそろいます。子どもの頃に読んだあの作品もきっとあるはずです。

つい時間を忘れて長居してしまうことでしょう。お好みのメニューを味わいながら、懐かしい絵本の世界にひたってみませんか。

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