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フィンランド発のスーパーフード!? 森と湖の国フィンランドが育む おいしいピュアフードに出合う旅! 2

  • 2016.11.23
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注目のスーパーフード!森のベリー講座@ミッケリ

ミッケリの荘園ホテル&レストラン、Tertti Kartanoの千ヘクタールという広大な敷地では、フィンランドが誇る作物のひとつ、オーツ麦の畑が黄金色に輝き、ハーブの花が咲き誇り、テラスにホップの蔓がつたい、アロニアの青い実が熟しつつあります。オーナーが”心はスペイン人”と紹介してくれたマダムが、自家製のコケモモジュース、黒スグリの葉ジュースのウェルカムドリンクでお出迎え。お城のような家には、ロシアとの乳製品の貿易で財をなし、サンクトペテルクブルグから運んだという家具が配され、その時代を彷彿とさせていました。敷地には自家製のジャムなどのショップもあり、レストランのビュッフェランチも珠玉。ランチのまえに、会議室(サウナ付き!)で、ヘルシンキ大学ルラリア研究所のマルヨ・サルッカ=ティルッコネンさんから、フィンランドのベリーの講義を受けました。

ベリーのウェルカムドリンク

6部屋だけゲストハウスもあります。一面のオーツ畑や湖が望めます

オーツ畑。最近はグルテンフリーオートミールも人気があるようです

訪れた夏のハーブ園は花盛りでした。エディブルフラワーもたくさん!

コミヤマカタバミなど珍しいハーブのサラダや、ポークの煮込みも美味

国土の73パーセントが森のフィンランド。夏の日照時間が長く、甘みと栄養価を蓄えたベリーの宝庫でもあります。このオーガニックなベリーの代表格がビルベリー。ブルーベリーは栽培ものですが、ビルベリーは野生で、ブルーベリーの5倍のアントシアニンを含み、眼にも良く、すべてのベリーは手摘みです。1日3粒食べればいいというビタミンCとE、繊維もたっぷりの黄色いシーバックソーン、黄色いラズベリーのようなクラウドベリー、リンゴンベリーのテイスティングもしました。ベリーを使ったお勧めの食品やお酒のテイスティングも興味深かったです。このあと、ジャムとスムージー作りのレッスンまでありました! 長い冬用にジャムを作る家庭が多く、ジャム専用のペクチン入り砂糖が売っているのと、豆乳のように、普通にオーツ麦ミルクが手に入るのにも驚きでした。

お待ちかねのランチビュッフェにまたびっくり! ベリーを使ったサラダ、花をあしらったデザートなど目移りしっぱなし!

ベリーのパブロバのほか、ホワイトチョコレートケーキなどデザートも豊富

ランチビュフェは連日常連客多し!ライ麦パンのパン種は125年受け継がれてきたそう!

納屋のディスプレイに至るまですべて絵になります

自家製ビールは一般的で、飲みやすくランチにも合います

Gustavのベリーフレーバーのリキュールは、スパークリングワインで割っても良さそう。空港の免税店で売ってます

日本でも馴染みのあるbiokiaのドライフルーツやパウダー

クラウドベリーはフィンランドを代表するチーズとの相性もよく人気があります

それぞれの公式サイトはこちら

フィンランドの旅、3回目は11月25日(金)の19時にアップ予定です。

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