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同性ウケを狙うなら…メイクは「トレンド3割」が正解

  • 2016.11.23
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短めふんわり明るめ眉、アイラインで作る人工たれ目、おてもやん濃い目チーク、うるぷるぽってりリップ……今しているメイクがこの中にひとつでもあるなら、今すぐやめてください!

ここに挙げたのは、すべて“モテ”を意識した男性ウケメイクばかり。つまり、同性を無意識レベルでなんとなくイラつかせている可能性がある“嫌われ女子メイク”です。同性からの第一印象がいまいちな人は、ここが原因かも?

30代以上の大人なら、モテメイクばかりの毎日はそろそろ卒業し、女性に素敵な人だと思われる女性になりたいものです。

就職試験にミニスカートで行く人はいないし、友人の結婚式にデニムで行く人はいません。それと同じようにメイクにも、場所と相手に合わせた“常識”があります。大人ならTPOに合わせて自分を変化させられるスキルを身に付けましょう。

そこで今回は、ヘアメイクアップアーティストの筆者が、同性ウケ大人メイクのたしなみについてお伝えします。

 

■自分らしさと向き合うナチュラルメイク

二重が良いからアイプチ、明るめブラウンの瞳に憧れてカラーコンタクト、目力重視でコントラストはっきりアイライン、オーバーリップで女性らしさアップ、ハーフ顔目指してハイライト&ローライトで陰影強調……なりたい顔ばかりを目指していると、なんだか息苦しくなってきませんか。

一重はクールで涼やかな仕事ができそうな女性に見えますし、ふんわりとした顔の輪郭は頼れる安心感のある女性に見えるものです。

自分らしさ、自分の良さと向き合ってメイクをする。それが同性ウケ大人メイクの基本。自分の素顔を見直して、好きな部分や褒められる部分を活かしたナチュラルメイクを目指すと良いかもしれません。

自分を否定しない余裕と自信。そこに女性は女性としてのかっこ良さを感じて、憧れを抱きます。

 

■トレンド3割の法則

トレンド感度の高さも同性ウケ大人メイクのポイント。女性はお互いのファッションやメイクチェックに敏感。心当たりありますね? センスの良いトレンドの取り入れ方は欠かせないけれど、トレンド10割は自分のスタイルがなく、ふらついている感じがして魅力半減。

メイク全体を10とした時、3割にあたる分量のトレンドを取り入れるのがおすすめです。

 

(1)トレンド3割:リップ・チーク編

メイク全体のうち、リップとチークが3割に当たります。ここにトレンドを取り入れるには、ティント系リップとクリームチークを。併用タイプならバランスも取りやすいですよ。

今シーズントレンドの濃い色リップもティント系ならベタ付き感やくどさがなく、オフィスでもOKのさわやかなモード感をプラス。リップに濃い色をもってきたとき、チークはほんのり血色程度が鉄則。ADDICTION『ティント リッププロテクター + モア』のようなチーク併用タイプは、重ね付けで濃さを調整できるので、ちぐはぐな印象にならずにトレンドを取り入れやすいかもしれません。

(2)トレンド3割:アイメイク編

眉・目元のアイゾーン全体も3割に当たります。おすすめなのは、カラーライナーやカラーマスカラを使った“立体グラデアイメイク”。

“立体グラデアイメイク”とは、アイラインをブラック1色ではなく、目尻にいくにしたがってブラックやブラウンからカラーアイラインにグラデーションさせる、マスカラを目尻に向かってカラーマスカラをプラスして徐々にカラーのニュアンスを足していく方法。

カラーライナー・カラーマスカラ単色で使用するのは大人メイクにしては少し幼く、カジュアルな印象になりますが、“立体グラデアイメイク”なら目元のコントラストも維持しつつ、上品にトレンドもプラス。

メイク方法は、とても簡単。まず最初にブラックのアイラインを目頭から目尻1/3を残して引く。次に、黒目の上あたりから、作りたい目尻までカラーライナーをブラックに重ねて引く。重なり部分を、2色でなじませる。

この秋の新色フローフシ『モテライナー リキッド』(ネイビーブラック)のような濃紺は、白目をクリアに見せてくれるので、甘くないすっきりとした目元に。バーガンディーやワインレッドは、よりトレンド感を感じさせる目元に。msh『LoveLiner カラーコレクション』(アプリコットブラウン)のような明るめ赤茶は、ブラウンからのグラデーションに最適。カジュアルな女子会メイクにぴったりの可愛らしさです。

 

いかがでしたか? 同性ウケ大人メイクで大事なことは“自分のスタイルがあって、トレンドを押さえているセンスの良さ”です。

「何を使っているの?」そう聞かれるようなメイクをすれば、それをきっかけにあなたの魅力が広がっていきますよ。

【筆者略歴】

※ 川上絵理 ・・・ ヘアメイクとしてブライダル・TV の現場で活動する傍ら、メイクカラーカウンセラーとして色彩心理学×メイク アップで“より自分らしく、なりたい自分になる”方法をアドバイスをしている。

【画像】

※ alvibone / shutterstock

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