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バツイチ子持ちで就活! 母子家庭ママが仕事を探す方法3つ

  • 2014.11.25
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【ママからのご相談】

小学生と5歳児の子を持つバツイチママです。離婚して3か月、今は実家に居候中です。そろそろ実家を出て、親子3人で暮らさなくてはと思っていますが、幼い子を2人抱えながら、仕事探しもままなりません。将来を見据え、子どものためにも一刻も早く就職したいです。

●A. 自立支援に取り組んでいる公的機関を上手に利用しましょう。

ご相談ありがとうございます。ママライターのうぇぶりんです。

私自身、2人の子どもを持つ、バツイチママです。母子家庭になったときの経験も踏まえて、アドバイスさせていただきます。

現在、母子家庭や父子家庭などひとり親世帯のために、公的機関がいろいろな自立支援をしています。相談窓口の設置から補助金や給付金まで、資格取得や就職活動支援など、さまざまです。一人で悩まず、そのようなシステムを上手に利用しましょう。

●母子家庭ママの仕事探しポイント3つ

●(1)一見遠回りに見えても、何らかの資格を身につけることが就職への近道

やみくもに仕事を探そうとするより、資格や技能を身につける方が、就職の近道になることがあります。とはいえ、ひとり親の場合、生計を立てながら資格取得の勉強をするのは大変です。そんなとき、ひとり親世帯に心強い制度があります。

それは、『自立支援教育訓練給付金事業』です。

簡単に言うと、ひとり親の母親または父親が、対象の教育訓練講座を受講し、修了した場合、経費の2割(上限10万円)を支給してもらえるというものです。

子どもの年齢が20歳未満であることや児童扶養手当の支給を受けていることなど、いくつかの条件をクリアすれば、一部給付してもらいながら、美容師、理容師、調理師などの資格取得に向けての勉強ができます。

ただし、資格を取れるかどうかは自分次第! 何より、「○○になる!」という目標を持つことで、前向きの人生を送れるようになるのではないでしょうか。

●(2)公的制度を賢く利用! 生活負担を軽減しながら本格的な資格を目指す!

今の時代に求められている職業に、看護師や介護福祉士などがあります。高齢化社会になり、ますます需要が高まる分野です。しかし、これらの資格を取得するためには、少なくとも2年、養成機関に通う必要があります。

母子家庭世帯が、自力で生計を立てながら学校へ通うのはとても大変なことです。そこで、『高等技能訓練給付事業』を利用することを考えてみてはいかがでしょう。

『自立支援教育訓練給付金事業』同様、いくつかの条件はありますが、それをクリアすれば、月額70,500円から支給されます。

母子家庭歴1年、10歳の女の子のママ、一美さん(仮名)は、非課税世帯として、月々10万円の支給を受けながら看護学校に通い、准看護士を目指しています。今は実家で母親と暮らしていますが、必ず資格を取って娘さんと2人で暮らす日を目標に頑張っています。

●(3)お仕事探しは子連れでOK!

ハローワークにも、子連れママに優しい窓口があります。それは、『マザーズハローワーク・マザーズコーナー』です。仕事についていないと、子どもを保育園に預けることはできません。つまり、子連れで就職活動するしかありませんよね。

そんな母親たちのために、『マザーズハローワーク』では、キッズコーナーを設置しています。安心してゆっくり仕事を探したり、就職相談したりできますよね。今後ますますこのような環境が整ってくるでしょう。

母子家庭でもあきらめることなく、自分の納得いく仕事を探していきましょう。

(ライタープロフィール)

うぇぶりん(児童英語講師)/旅行代理店にて、10年間、渡航手続き業務や国内及び海外旅行カウンターでの業務に従事。出産を機に退職した後は、司会の勉強をし、50組の結婚式や披露宴を担当しました。現在は自宅で児童英語教室を開いています。上の子も20歳になり、子育てもひと段落。子育てや仕事など、自分の経験を生かした記事をどんどん書いていきたいと思っています。

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