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あわないとトラブルの原因にも!? プロが教える「美髪をつくるシャンプー」の選び方

  • 2016.11.19
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最近髪がからまりやすいし、なんだかダメージも気になる……実はその悩み、シャンプーを変えるだけで解消できるかもしれません!

忘れられがちですが、お顔と繋がっている頭皮は思っている以上にデリケート。お顔のスキンケアと同じくらい丁寧にケアしてあげないと頭皮や毛根がダメージを受け、髪も美しく保つことはできません。まずは日々のシャンプーを刺激の少ない優しいものにすることから始めてみませんか?

今回はコスメコンシェルジュの筆者が、髪にやさしいシャンプーの選び方をご紹介します。

 

■刺激が強いシャンプーに入っている成分

モコモコ泡立ちのよいシャンプーを、汚れが落ちる気がするからという理由で選んでいませんか? 泡立ちのよいシャンプーは洗浄力の強い界面活性剤が配合されていることがほどんど。髪がゴワゴワしたり、高い洗浄力のせいでカラーのもちを悪くしてしまうこともあります。

さらに洗浄力が強い分、肌への刺激も強く、敏感肌の方や頭皮が乾燥している方は肌トラブルを起こしやすくおススメはできません。

このタイプのシャンプーを見分けるポイントは、成分表に“ラウリル硫酸Na”“ラウレス硫酸TEA”など、“~硫酸~”という名称が書かれているのでチェックしてみて。

 

■髪に優しいシャンプーの選び方

低刺激のタイプは、“アミノ酸系”のものと“ベタイン系”といわれるものがあります。

どちらも洗浄力は強くなく、泡立ちにくいのでシャンプーに時間がかかってしまいます。ですが低刺激で安全性も高く頭皮や髪にも優しいため、キレイな髪を保ちたい方や敏感肌の方、頭皮の乾燥が気になる方にはおススメです。

 

(1)アミノ酸系シャンプー

このタイプを見分けるポイントは、成分表に“ココイル~”や“コカミド~”などの名前が書かれているものが該当します。

肌や髪はたんぱく質で構成されており、アミノ酸はたんぱく質の素なのでこのタイプのシャンプーは髪を守りながら汚れを洗い流すことができるメリットも。ただし洗浄力が弱いため、汚れが残る場合があるのがデメリットといえます。

よく泡立て、髪と頭皮の汚れをしっかり泡で洗い流すことを意識することが大切です。

 

(2)ベタイン系シャンプー

このタイプはアミノ酸系よりもさらにお肌や髪に優しい成分。ただし洗浄力も弱くなります。見分けるポイントはやはり成分表をチェックして“~ベタイン”と、ベタインという名前がついているものがあれば該当します。

このタイプも安全性は高いですが、洗浄力が弱いのでよく泡立てて、しっかり汚れを落とすことを意識してください。

 

いかがでしたか? 髪はカラーや紫外線だけではなく、日々のシャンプーでもダメージを受けてしまっているのです。頭皮に優しいケアを行うことで髪のダメージはもちろん、この先に起こる抜け毛や白髪といったトラブルを回避することにも繋がります。

美しい髪を保つためのシャンプー選びに、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【筆者略歴】

※ 杉本 由美 ・・・ 手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。アンチエイジングや、シーンに合わせた美肌メイクなどで、女性としての魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられるHappyな美肌Lifeを送る。

【画像】

※ Matej Kastelic / shutterstock

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