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真田家を癒やした別所温泉で見つけた一度は訪れてほしい珠玉の名宿!(Yaka Matsumoto)

  • 2016.11.18
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以前取材で日帰りで訪れた別所温泉がずっと気になっていてようやく再訪。『真田丸』でお馴染み真田家の本拠地上田市にほど近いこの地で、大正6年に創業した『花屋」。素敵すぎるこのお宿の魅力を勝手に喧伝してみたいと思います。※書ききれませんでしたがお料理もとてもおいしいんです。

大正ロマン香るロビー。

以前取材でその前を通り過ぎただけで、なんだかとっても「泊まってみたい!」と思わせる面構えだった「花屋」。別所温泉の宿の口コミなどをみるともっとランキングが上の宿もあるのですが、やっぱりここにしてよかった!と訪れて実感。その敷地面積の異様な広さにも圧倒されるのですが、まず最初に腰を落ち着けるロビーもグリーンの渋くレトロなソファが並ぶ、大正ロマンな空間です。

お宿そのものが有形文化財でした。

ロビーから望める外風呂などに続く廊下とそれを囲む日本庭園も、訪れた11月というタイミングもあって、紅葉がきれいで最高にフォトジェニック。なんだか自分がいつの時代のどこにいるのかわからなくなるトリップ感がありました。今だったら絶対に消防法とかにひっかかって建てられないだろう、入り組んだ回廊がどこまでも続くこの建物は文化庁登録有形文化財指定だそうです。すべて木造で、外廊下もあるので、ときに落ち葉が吹き込んでいるのですが、それを丁寧に履いてくださる宿の方の姿も廊下にひらひらのこっている木の葉すらも“風情”なのでした。

とにかく広く、迷路のよう。

ちなみにこれは外風呂に続く回廊。お部屋までの道も階段昇り降りあり、中ロビーあり、外&内廊下あり、離れあり、すごく入り組んでいてエンターテイメント感すらあります。全貌が計り知れないこのお宿、ただ客数は40ちょっとらしくプライベート感は十二分です。

雪の日はそのまま雪と戯れる外湯。

屋根さえもない外湯は洗い場もなく、ただ浸かるだけの湯。でも源泉かけ流し(内湯もそうです!)で硫黄たっぷりのとろとろのお湯は弱アルカリ性で美肌効果抜群だそうです。そして普段冷え性でとにかく手足先が冷たくなる私が、この温泉につかったあとは浴衣一枚で外の渡り廊下を歩いて部屋までもどっても足がポカポカ。温泉パワーを肌で感じたのでした。

歴史を感じる大理石の内湯。

大理石の湯。というこちらの内湯は本当に壁も風呂桶?も床もすべてが大理石。大正ロマン感全開のお宿はトイレや洗面台など至る所が大理石でできていて、その品の良さに惚れ惚れしていたのですが、このお風呂も最高でした。泉質も空間もこんなに大満足な温泉で、帰ってからというもの、いろんな人にすすめまくっております。ちなみに、温泉は飲むのがベスト、ということでそっと飲んでみたのですが、ゆで卵のような味と香りでした。ちょっぴりクセになる感じ。

参照元:VOGUE JAPAN

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