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フェイスラインがキュッ!ふっくら丸顔をシャープに見せる必殺メイクテク

  • 2016.11.17
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人は誰しも、コンプレックスの1つや2つを持ち合わせているもの。特に顔のコンプレックスは、気になって仕方がない……という人もいるのでは? しかし、女性は超ラッキー! だって、メイクで変身することができるのですから。

そこで今回は、メイクアップアーティストの筆者が、“童顔”をコンプレックスに感じているあなたに向けた、大人の美人顔に変身するための必殺メイクテクをご紹介します。

 

■変身するなら「土台」から

メイクのイメージを変えるとなると、アイシャドウの色や眉の形を変えればOKと思いがち。それだけでも印象は変化しますが、徹底的に変身するなら土台となるベースメイクから手を加えるのがポイント。

童顔は各パーツに丸みをおびていることのほかに、比較的“丸顔型”の人に多いようです。キャラクターでもそうですが、とがっているものよりも、丸みをおびた形のほうがかわいさが増して見えるのはそのせいです。

まずはベースメイクであごから耳方向のフェイスラインに沿って、しっかりとシェーディングをいれて、シャープな土台をつくりましょう。アイテムは、リキッドやクリーム、パウダーでもOK。よりナチュラルに見せるためには、パウダーでライトな仕上がりになります。また、キュッと引きしまったシャープ顔をつくるためには、フェイスラインに入れたシェーディングを顔の内側へとぼかすとよいでしょう。

 

■ポイントメイクは「切れ長」を意識しよう

プロである我々が、モデルやタレントにキュートな童顔に見せるメイクをする場合、丸みを意識してメイクをしていきます。例えばアイシャドウ。キュートといえば、丸いつぶらな瞳が印象的ですよね。そのため、縦幅を強調するために、目のキワから眉方向に向かって上へとアイシャドウをぼかします。

キリッとした美人顏はその反対。横にボリュームを持たせるように、“切れ長”を意識していきましょう。アイシャドウは目尻側にボリュームを持たせる入れ方を、そしてアイラインは目尻よりも1~1.5ミリほど長めにしてナチュラルに跳ねあげてください。

チークも同様で、少し角度をつけてシャープに入れることで大人っぽい印象をつくることができますよ。

 

■太眉を封印して印象チェンジ

その人の名刺代わりになるといわれる“眉”。太さや長さ、色などで印象をガラリと変えることができるパーツです。ここでポイントなのは、太さと長さ。太く短く描いた眉は、幼さを強調してしまうことがあります。そのため、大人の印象をつくりたいなら、少しの間太眉は封印しておきましょう。

正解は、ナチュラルな太さを残して整え、ペンシルとパウダーを使ってナチュラルに仕上げること。眉山から眉尻にかけては、しっかりと強調して描くと、よりキリッとした印象になります。

一般的に、“小鼻と目尻をつないだ延長線上”が眉尻といわれています。そのガイドラインよりも少し長めに眉を描くことで、より大人っぽい印象に。

逆をいうと、そのガイドラインよりも短めに描くと若々しい印象をつくることができるのです。

 

ちょっと手を加えるだけで、童顔も美人顏に大変身させることができます。メイクは“錯覚”。テクニック次第でいろんな自分になることができるので、あなたも挑戦してみては?

【筆者略歴】

※ 黒木絵里 ・・・ 外資系化粧品メーカー2社、某大手ヘアサロンのメイクセクション統括を経験後、独立。Eri Kuroki Make-up solution代表となり、育成やマニュアル監修、大手企業のセミナーのほか美容ライターとしても活動中。

【画像】

※ BLACKDAY / shutterstock

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