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料金はお客さんが思った金額で…仙台牛をとろ~り煮込んだ1ヶ月前要予約の「オジイカレー」

  • 2016.11.17
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古民家をリノベーションしたフレンチ料理店「オジーノカリーヤ」。アンティーク家具に囲まれた重厚な空間で、欧風カレーを中心としたコース料理をいただけます。月に一度、ヨガのクラスも開催中。日常とはかけ離れたひとときを過ごしましょう。

昭和に建てられた大通り沿いの民家

仙台市営地下鉄「青葉通一番町駅」から徒歩6分。アーケード街を抜けた先にある、五ツ橋通沿いに「オジーノカリーヤ」はあります。

完全予約制のこのお店には、看板もありません。知らなければ見過ごしてしまうような、ひっそりとした築60年ほどの古民家。ここがフレンチのお店?と思いながら中に入ると、パリッとした白シャツにベスト姿の店主が迎え入れてくれました。

古民家の中に広がるアンティークな空間

中に入ると、庭に面した長い廊下があり、廊下の突き当たりには、ステンドグラスが見えます。ガラス戸から明るい日差しが差し込み、神聖な雰囲気が漂います。

案内された居間は、2間の和室にヨーロッパの重厚なアンティーク家具並ぶ、和と洋を合わさせた空間。熱帯魚がゆらゆらと泳ぐ水槽が置かれ、幻想的な雰囲気を漂わせています。セッティングされたテーブルに置かれた銀の燭台には、火が灯り、まるで中世の貴族の食卓のようです。

ブルゴーニュで修行した店主のフレンチ

オジーノカリーヤには、ディナータイムや、ランチタイムはありません。予約時のリクエストに合わせてフレンチのフルコースが楽しめます。メインとなるのは、フランスのブルゴーニュ地方風に赤ワインで牛肉を煮込んだカレーです。

この日、いただいたのは「フレンチカレーのコース」(時価)。有機野菜のサラダに、トリュフのソースがかかったホタテのムース、そして、仙台牛のサーロインをじっくりと煮込んだカレー。マイセンなどの気品ある食器に盛られ、ひと皿ずつ供されます。

大通りの喧騒が嘘のような空間で、ゆったりとフレンチのフルコースをいただくことができます。

1ヶ月前に要予約のオジイカレー

前月1日の予約開始時から1~2日で、予約が埋まってしまうのが「オジイカレーのコース」(時価)。

「フレンチカレー」よりもさらに時間をかけ、1ヶ月間かけてカレーを煮込みます。

口に運ぶと、牛肉はとろりととろけ、ふわりとフォンドボーの濃密な甘い香りが広がります。時間と料理人の腕によって生み出される、旨みとコクが凝縮した特別なひと皿。ひと口ずつ大切に味わいたくなるカレーです。

ヨガのイベントもやっています

「オジーノカリーヤ」では、月に1~2日間、ヨガのイベント「隠れ家ヨガ」を行っています。

朝食付きの「朝ヨガ」や、夜キャンドルの火に囲まれて行う「神聖リラックスヨガ」など、日を通して2~3レッスンが開催されます。アンティーク家具に囲まれた穏やかな空間で、ゆったりと体を動かすことができますよ。

「空間も料理も最高のものでおもてなしがしたい」という店主がつくり上げた古民家フレンチレストラン。時が経つのを忘れさせるような異空間で、特別な時間を過ごしてくださいね。

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