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TV雑誌で人気上昇中!刺激強めがクセになる「筋膜リリース」って

  • 2016.11.16
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最近よく聞く“筋膜リリース”という言葉。肩コリや腰痛などの体の不調に効果があると注目されています。筋膜リリースは、体の不調を取り除くだけでなく、部分痩せにも効果的。

今回は、ヨガインストラクターであり体調整のプロである著者が、“肩甲骨周り”の筋膜リリースにターゲットを絞り、背中や二の腕痩せの方法をご紹介します。

 

■筋膜とは筋肉を覆っている膜のこと

筋膜とは、筋肉や臓器などを覆っている膜のことです。この膜が全身を繋ぎ、それぞれの動きに影響し合いながら動きを助け合っています。

この筋膜が縮んでいたり必要以上に引っ張られてバランスを崩すことによって、筋肉や骨、靭帯のスムーズな動きを妨げています。この状態では老廃物も溜まりやすくなり、体のコリも慢性化してしまいます。これを整えるのが筋膜リリースです。

 

■道具を買う必要はない!家にある手頃なもので出来る筋膜リリース

著者は“筋膜リリース”という言葉が流行るはるか昔10年ほど前から、レッスンで筋膜ほぐしを取り入れてきました。

今ではストレッチポールやそれに似た器具が発売されていて、簡単に筋膜を解すことができますが、著者が使っているのは誰の家にもあるもの。わざわざ筋膜リリースのために器具を購入する必要はありません。その道具とはタオルです。どこの家にもあるタオルを使って筋膜を解していきましょう。

 

■タオルの結び目を使う

用意するものは、タオルのみ。このタオルを固く結んで結び目のコブを作ります。

(1)仰向けになります。

写真は仰向けに寝たイメージです。

(2)写真の青い丸の位置、肩甲骨のキワにタオルのコブを置いて床と肩甲骨の間で挟みます。

(3)タオルのコブを肩甲骨のキワに食い込ませるようにして体重を乗せ、腕を頭上に上げていきます。

(4)上げた腕をゆっくり下へ降ろしていきましょう。このとき、軽く肘を曲げ、肩甲骨のキワがはっきりと浮き出るようにしましょう。タオルのコブが食い込みやすくなります。

(5)10往復ほど繰り返したら、タオルのコブの位置を少しずつ下へずらしていき、同じことを繰り返します。

コブの位置をずらしながら、肩甲骨の下の方まで解しましょう。

(6)反対側も同様に行います。

 

■肩甲骨の筋膜リリースで姿勢がよ

くなり、二の腕痩せも!

肩甲骨周りの筋膜を整えると、背中が伸ばしやすくなり姿勢が整います。肩甲骨周りを動かさない生活を続けていると、背中や二の腕に贅肉がつきやすくなりますので、姿勢を整えることはとても大切。

肩甲骨の筋膜を整えることによって、老廃物をしっかり流しながら背中や二の腕を引き締めていきましょう。

 

いかがでしたか? 筋膜リリースは、老廃物がたまっている体には最初は痛いかもしれません。しかしバランスの悪くなった筋膜を整えれば後は爽快! 簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてくださいね。

【筆者略歴】

※ yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。

【画像】

※ Syda Productions / Shutterstock

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