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一回やってみて!韓国の国民的体操「ヌルプム体操」と「ラジオ体操」を比較してみた

  • 2016.11.15
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話題になっている韓国の国民的体操“ヌルプム体操”ですが、日本の国民的体操とも言える“ラジオ体操”とどう違うのでしょうか? また、どちらが美しくなるのには効果的なのでしょうか? そんな視点でヨガインストラクターである著者が、徹底比較してみました!

 

■“ヌルプム体操”は、エアロビクス的な有酸素運動ができる!

今回の徹底比較のため、ヌルプヌ体操とラジオ体操を3日続けて行ってみました。ヌルプム体操はリズミカルで速い動きに特徴があります。リズムに合わせて踊るように動く体操は、運動量も多く、終わったあとは息が上がります。

またリズミカルな動きに気持ち的にもテンションがあがり、飽きずに行うことができるでしょう。

 

■呼吸を意識しなくても自然と深い呼吸ができる“ヌルプム体操”

リズミカルで速い動きの運動は、自然と深い呼吸ができるのが利点です。エアロビクスのような有酸素運動と同じ効果が期待できますので、”カロリー消費”をメインに考えた場合は、ヌルプム体操はとても向いていると言えるでしょう。

 

■実はハードな“ラジオ体操”

子供の頃から慣れ親しんでいるラジオ体操。難しい動きはなく、老若男女を選びません。しかし、甘くみてはいけません。

体のあらゆる部位を効率的に鍛えたりストレッチしたりできるように、徹底研究されて作られているんです。一つひとつの動きを丁寧に行うと、実はかなりの運動量なのです。

 

■ストレッチ効果があり、部分痩せにも使える“ラジオ体操”

体を柔らかくしたい人、肩こりや腰痛を解消したい人には、ラジオ体操がオススメ。体操と同時にストレッチを入念にできるように計算されているので、毎日の日課として取り入れていけば、体が柔軟になり”部分痩せ”にも効果が期待ができます。

 

■流れについていけないと効果が出にくい“ヌルプム体操”

動きの速いリズムについていけないと、一つひとつの動きが適当になりやすいのが難点。また体のどこに効くか、どう動かしたら効くかをある程度理解していないと、効果は出にくいかもしれません。

 

■目的別で使い分ける価値あり

有酸素運動でカロリー消費として使うなら簡単なヌルプム体操は効果的。しかし、部分痩せや柔軟性を期待するならラジオ体操に軍配が上がりそうです。

両方の体操は、それぞれの国の国民的体操と言われていますが、内容は全く別物と言えそうです。最後にそれぞれの利点と欠点をまとめてみました。

ヌルプム体操の特徴

利点:有酸素運動で得られるカロリー消費が期待でき、リズミカルに楽しめる

欠点:運動音痴の方には難しく、速い動きについていけないと効果が得られにくい

ラジオ体操の特徴

利点:動きを丁寧にダイナミックに行うことによって、かなりの運動量が期待できる。柔軟性も養い部分痩せも可能

欠点:日本人は親しみすぎているため、飽きるのが早い可能性が。バランスのよい体操ではあるが、若干下半身の引き締めは弱い

体操に何を期待するかによって、選ぶべき体操が変わります。毎日を体操から始める!というのも、小学生の夏休みのようで楽しいですよ。

【筆者略歴】

※ yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。

【画像】

※ Syda Productions / Shutterstock

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