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いくらあげてる? イマドキの子どものお小遣い事情

  • 2016.11.15

子どものお小遣いは、親の頭を悩ませるもののひとつ。お金の大切さを学んでほしいけれど、早くからお金を持たせるのも心配。お小遣いの額や、渡し方など、ほかのママたちはどのようにしているのでしょうか。

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■お小遣いの頻度は、月1? ときどき?

「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」(金融広報中央委員会 調査時期2015年12月~2016年3月)によれば、7割以上の小学生がお小遣いをもらっていました。

もらう頻度については、「ときどき」と答えた児童は低学年が57.3%、中学年は47.8%、高学年が38.3%となりました。

「月に1回」と答えた児童は、低学年では13.4%、中学年では32.1%、そして高学年で45.0%となり、学年が上がるにつれて「ときどき」だったお小遣いが「月に1回」と変化していることがわかります。

■平均的なお小遣いの金額と使いみち

小学生の子どもに月に1回お小遣いを渡している家庭で、最も多かった額が「500円」でした。しかし、ときどきお小遣いを渡す家庭では、低学年と中学年が「100円」、高学年は「1000円」と金額に大きな差が見られました。

お小遣いの使いみちでは、どの学年でも「おかしやジュース」が最も多いという結果に。2位以下の回答では、低学年は「おもちゃ」や「ゲームをする」が多く、高学年になると「まんが」が上位に上がってくるなど、趣味や娯楽の傾向が強くみられました。

■子ども同士のコミュニケーションにもお小遣いは必要

あまり多くのお金を1度に渡すと、“お金を貯めて欲しいものを買う”というステップを学ぶことができません。しかし、友達と一緒にゲームをしたりお菓子を買ったりするなど、子ども同士の遊びの場にもお金は必要。わが子だけお小遣いが極端に少ないと、子ども同士のコミュニケーションに支障をきたしてしまうことも考えられます。

■お小遣いとセットで実施したい「お小遣い帳」

お小遣いを渡したら、すぐにお小遣い帳に記入し、お金を使った日の夜には、必ずお小遣い帳に記入する癖をつけさせましょう。

ただお小遣い帳を渡して「つけておきなさい」というのでは効果がありません。必ず親が一緒になってお小遣い帳をつけるよう見届けること。どれだけのお金を使い、どれだけお金が残っているか、子どもと毎回確認する。それにより、子どもにも自分がお金を管理しているという実感が生まれるのです。

子どもが主体となってお金の大切さを学ぶことができるのがお小遣いです。しかし金銭感覚を身につけていくには、子どもに任せっぱなしにするのではなく、親も一緒になってお金の大切さや使い方を教えていくことが大切です。

(参照)

「子どものくらしとお金に関する調査(第3回)2015年度」/金融広報中央委員会

https://www.shiruporuto.jp/finance/chosa/kodomo2015/

(マムズラボ)

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