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保育園に預けて正解? ママたちが「復職してよかった」と思えたワケ4つ

  • 2016.11.15
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【ママからのご相談】

1歳の子のママです。来年度から仕事を始めたいと考えています。私の自治体では、おそらく待機児童になることはなく、保育園の申請は通ると思います。しかし、子どもを預けて働くことに対し、不安が大きいです。

寂しい気持ちや、「かわいそうなのでは」という気持ちがわいてしまうのです。「預けてよかったよ!」という方がいらしたら、そう感じられたポイントについてお聞きしたいです。

●A. 「可能性を増やせる」「リスクを減らせる」が大きな理由なのかも

こんにちは、ライターの佐原チハルです。

“保育園に預ける”というのは、お子さんにとっても大きな変化ですが、保護者にとっても重大なことですよね。

不安になったり、寂しいと感じたりする気持ちには、筆者も覚えがあります。

今回は、実際に保育園を利用して復職されたママたちから、「こんなときに“本当によかった”って思えたよ! 」という声を聞かせていただきました。

●(1)金銭的余裕ができる

『仕事をすればお金が稼げる。これがやっぱり、一番。海外とかじゃないけど、年に一度は旅行にも行ける ようになったし、おかずも一品増やせた!』(30代・1児のママ)

『お友達が通い始めたスイミングスクールに、うちの子も行きたいって言いだしたとき、「よし、いってみよう!」って言えたのは、私も仕事ができていたからだと思う』(30代・2児のママ)

仕事をすることの一番のメリットは、やはり“お金が稼げる”ということ。お金はいくらあっても困りません。大事なことですよね。

●(2)相談できる相手が増えた

『子どものことで心配があったとき、いつでも保育士さんに相談できる ようになったのが心強いです。市役所とか子育て支援施設とかにも相談のコーナーはあるんですが、“わざわざ相談しに行く”っていうのは、私にはハードルが高い。気軽に話せるので、とても助かっています』(20代・1児のママ)

家庭での子育てと、保育園での集団保育とは、別物です。

それでもやはり、保育士さんは“プロ”ですし、子育て経験のある保育士さんも当然いらっしゃいます。「プロとして」「保護者として」の両方の意味で相談できるのは、とても心強いことですね。

●(3)子どもの遊び相手・遊び場の保証

『園のおかげで、子ども同士で遊べる環境 を用意してあげられていてよかったな、と思っています。でも、それ以前の話でもあるというか。うちの近所には、子どもが遊ぶのにちょうどいい公園がないんです。だから、園庭がちゃんとある保育園で、走ったり、ボール遊びができたりしているのは、子どものために本当にありがたいです。うるさすぎるのはダメだと思うけど、今はどこに行っても、少しでも子どもがはしゃぐとすぐ嫌がられちゃう。園のおかげで、遊び場があってよかった』(30代・1児のママ)

保育園に通っていないお子さんの場合、“外遊びの場所の確保”が難しいという話は、筆者も時々耳にすることがあります。

園に通っていない子のための保障も、きっともっと必要なのでしょうね。

●(4)「自分で自分の人生を作れる」という自信が持てる

『母親が専業主婦だったのですが、父親と喧嘩するたびに「誰のおかげで飯が食えてる」って言われているのを見ていました。だから自分は、絶対に仕事をしようって決めていました』(30代・1児のママ)

『“いざとなったら離婚できる ”とか、“好きなものを買うときに、夫のことを気にしないで買っていい ”とかって、私にはすごく大きいです。夫とは仲もいいし、私が専業主婦でも、趣味のものを買うのにどうこう言うような人ではないです。でも、私自身の気持ちの問題として、やっぱり大事なんです』(20代・1児のママ)

“子どものため”“家族のため”だけでなく、自分自身の人生のためにも、仕事ができているということが大きな力になること、ありますよね。

ママが「自分のため」というと批判されてしまうことの多い、世知辛い世の中ではありますが、重要なことだと筆者は思います。

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仕事ができる・復職できるということは、子どものためにも、ママ自身のためにもメリットが大きいです。

もちろん、専業主婦という生き方が“悪い”わけでは絶対にありません。外働きするママであること・しないママであることに、いい・悪いはないのです。

けれど「仕事をしたい」という気持ちや、仕事をした方が良いという事情があるのであれば、やはり、そうできた方が良いのだと思います。

不安も、寂しい気持ちも、しばらくは続くかもしれません。けれど嬉しいことや楽しい経験も、きっといっぱいありますよ。

無事にお仕事ができますよう、応援しています。

●ライター/佐原チハル(フリーライター)

●モデル/神山みき(れんくん)

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