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代謝もUPして肩こりも軽減!プロが教える「肩甲骨はがし」

  • 2016.11.14
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最近よく雑誌などでも目にする“肩甲骨はがし”をご存知ですか? 凝り固まった肩甲骨をしっかりと動かし、可動域を広げることによって不調を取るエクササイズです。

肩甲骨の動きがよくなれば、“首”“肩”のコリが解消するだけでなく、お顔の艶にもよい影響があります。そこでヨガインストラクターであり体調整のプロの著者が、分かりやすい“肩甲骨はがし”の方法をご紹介します。

 

■背中を意識しない生活をすると、肩甲骨が固まる

自分の体の背面を意識していますか? 鏡でもすぐに見ることができる体の前側なら意識してケアができますが、後姿となると油断している人が多いのではないでしょうか。しかし、体の後ろ側を意識的に動かす生活をしていないと、体が弛んだりコリが慢性化したりと不調が目立ってきます。

特に肩甲骨周りを動かさない生活をしていると、肩甲骨が凝り固まり、“首”“肩”“背中”周りがゴリゴリに固まってしまいます。最悪には若くても四十肩になってしまうこともあるのです。こんな最悪な事態は絶対に避けたいですよね。

 

■肩コリを解消できる“肩甲骨はがし”

肩コリや首のコリの大きな原因は肩甲骨周りが固まり、動きが鈍くなっていることにあります。コリが進むと、腕を上げるのも辛く、ときには痛みを伴うまで悪化してしまうこともありますので、放置するのはよくありません。

不調が痛みになる前に、肩甲骨をしっかり解す癖をつけましょう。

 

■朝、晩3分ずつの肩甲骨はがし

(1)両腕を頭上に向かってあげます。できる限り耳の横に腕がくるようにしましょう。

(2)あげた腕を肩の位置まで下げ、両方の腕を左右に引っ張るようにして伸ばします。

(3)両腕の肘を曲げ、両肘を引きつけるようにして、肩甲骨同士を近づけましょう。

(4)肩甲骨の間で、ボールを挟むようなイメージを持って引きつけけましょう。この時少しだけ力を入れます。

(5)再び(2)の姿勢に戻り、さらに(1)の姿勢に戻り、腕を頭上に上げます。

(1)~(5)の動きを20回ほど続けましょう。

 

首、肩、肩甲骨周りが固まると、上半身の血流が悪くなりリンパの滞りも慢性化します。これらが解消できれば血流が回復し、お顔周りの血の巡りが戻り、顔色が明るくなる効果も!

肩甲骨は別名“天使の羽”ともいわれる、本来は軽やかに動かしておくべき部位です。いつも軽やかな肩甲骨を目指しましょう。

【筆者略歴】

※ yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。

【画像】

※ Aleksandra Kovac / Shutterstock

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