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ユニクロとカリーヌ・ロワトフェルドのスペシャルコラボ秋冬コレクションが発売。

  • 2016.11.14
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今回で3シーズン目となる、カリーヌ・ロワトフェルドとユニクロの特別なコラボレーションがいよいよ発売スタート。カリーヌ・ロワトフェルドとともにデザインのディレクションを手がける滝沢直己氏はこのコレクションをとても“パーソナル”なものだと語る。
「先のシーズンを追っているのではなく、カリーヌ自身がまさにいま、何が着たいかに特化した服を作っています。このライン自体、テーマは彼女自身。長い間、モード界のイメージメーカーとして最先端を走る彼女の着こなしのルールをいまのムードに落とし込んだもの作りをしています」

photo by STEVEN MEISEL

10年間、フランス版「Vogue」の編集長を務め、現在は雑誌「CR Fashion Book」の発起人兼編集長、そして「ハーパース・バザー」のグローバルファッション ディレクターも務めているカリーヌはまさにモード界を牽引するスタイルアイコン。女性を美しく見せるラインやディテールにおいては、しっかりとした自分のビジョンを確立している。そのカリーヌの審美眼に叶った、この秋冬の新作コレクションは、最旬のアイテムを揃えながらも女性たちが美しく見え、着心地もよく身に着けられるアイテムがずらり。上半身はタイトに、ウエストからヒップにかけてはボリューム感のあるシルエットを描くマニッシュなウールコート。さらにイミテーションファーのボンバージャケットなど、カリーヌらしいコントラストが際立つアイテムが並ぶ。

先日、都内にてフロアショーが行われた。

「カリーヌは、モード界を牽引するカリスマで世界を飛び回るジェットセッターです。そして、それと同時に妻であり、母でもある。だからこそ、ファッション界を離れた時にも有効であるリアリティのある服が必要。無理なく動けて、着心地もよく、さらに女性が美しく見えることが重要なのです」と滝沢氏。これらの厳しい条件をクリアし、女性の“新しい美しさ”を提案するこのコレクションにおいて、滝沢氏の目は常に世界に向いている。「日本の女性、海外の女性といったセグメントはしないですね。世界中の女性たちに向けてデザインしているコレクションです。太いパンツに細いパンツ。男性的なアイテムや女性的な素材使い。さまざまなもののコントラストを楽しんでほしいし、オプションも多彩です。自分らしく着こなしてもらいたい」

photo by STEVEN MEISEL

こちらもフロアショーから。

カリーヌと密にやり取りをしつつ、もの作りを進めている滝沢氏は、「カリーヌ自身がこのコレクションの服を実際に着て、仕事に行ってくれるかどうか」が最も気になる部分だと言う。「彼女がこのコレクションのアイテムを身につけた時に失望しないこと。そして、カリーヌが着るハイブランドのものとミックスしても、見劣りしない服であること。それはいつも考えています。世界的なファッションアイコンであるカリーヌが好んで身に着ける服をユニクロがリアルなプライスで作る、ということに価値があるのですから」

ショーのムービーも公開!

カリーヌ・ロワトフェルド スペシャルサイト
http://www.uniqlo.com/carineroitfeld/
※本コレクションは一部の店舗、およびユニクロオンラインストアでのお取り扱いとなります。

●問い合わせ先:
ユニクロ www.uniqlo.com

滝沢直己 Naoki Takizawa
1982年、三宅デザイン事務所入社。ISSEY MIYAKE Men’s & Women’sのデザイナーを務め、2006年にNAOKI TAKIZAWA DESIGN設立。翌2007年にニューヨークにて2008SSコレクションを発表。2011年よりユニクロのデザインディレクターに就任。2014年より、イネス・ド・ラ・フレサンジュとの特別コラボレーションラインのデザインを手がけている。
 

カリーヌ・ロワトフェルド Carine Roitfeld
雑誌「CR Fashion Book」の発起人・編集長であり、「Harper’s Bazaar」のグローバルファッションディレクター。2001年から2011年まで、編集長としてフランス版「Vogue」をファッションバイブルという存在に導く。シャネルやグッチ、イヴ・サンローランなど数々のブランドのキャンペーンにも携わる。2011年には、これまで手がけてきたクリエイティブを収めた自叙伝『Irreverent』(Rizzoli刊)が発売された。

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