逃げるは恥だが、マジ逃げたい…！「夫が結婚を後悔する」妻のNG行動

ブライダルプランナーとして200組以上の新郎新婦をみてきた筆者は、その後の結婚生活での愚痴を聞く機会も少なくありません。その愚痴というのも、女性の場合は夫への文句がほとんどですが、男性は“いっそのこと独身時代に戻りたい”と結婚自体を後悔している根深いパターンが多いように思います。

では、どういうシーンで男性はやっぱり独身のままがよかった、結婚するんじゃなかった……と思ってしまうのでしょうか？ 今回は、思わず夫が結婚を後悔してしまう妻のNG行動を2つご紹介します。

 

■1：趣味や娯楽を否定または制限する

アナタは夫の趣味に口出ししてしまうことってありませんか？ 妻が夫の趣味に口をはさむケースは、特に“集める系”の趣味のときに多く見られます。たとえばフィギュアなどのアニメグッズを集めて飾ったり、プラモデルや鉄道模型が趣味だったり、スタイリッシュな家電製品の箱をコレクションする人もいるようです。

そういった趣味がなく理解できない妻からすれば、ただのおもちゃやガラクタ、果てはゴミに見えてしまうものもありますよね。コレクションは場所も取りますから、インテリアにこだわりがあって家全体に統一感をもたせたい女性にとっては、ひときわ邪魔に感じることもわかります。

しかし、だからといって勝手に捨ててしまったり、上から目線で「集めるのはいいけど、見えないところにしまってよ！」なんてくどくどと小言を言ったりするのはNG。

稼いだお金を少しも自分の好きに使えず、ささやかな趣味すらも満足にさせてもらえない。すべてが自由だった独身時代と比べれば、これほど窮屈なことはありません。夫の生活費のなかでやりくりしているのなら、大目に見てあげるべきかもしれません。

 

■2：休日は必ず外に連れ出そうとする

せめて日曜日くらいは家でゴロゴロしていたい、それこそ趣味に時間を使いたいな……そんな夫の気持ちを知ってか知らずか完全無視し、デートと称して問答無用で外に連れ出す。こんな妻は珍しくないようですが、アナタはどうですか？

さらに子どもがいると家族サービスということで、余計に夫は家でゆっくりとはいかない様子。自由な時間が一切ないと嘆く男性も少なくありません。

夫婦間で新鮮な気持ちを保つためにもデートは大切ですし、子どものためにレジャー施設などお出かけに連れていくことも時には大事。でもアナタはもちろん、夫の十分な休息があってこそ、家族の時間がもっと楽しく有意義になると思いませんか？

家族一緒の時間と同じくらい、夫ひとりの時間だって必要。ふたりまたは家族で出かけるのは隔週にするとか、土曜日はお互い自由にくつろいで日曜日は出かけるようにするなどはいかがでしょうか。アナタや子どもの予定だけでなく、夫個人の気持ちや都合にも配慮することをうっかり忘れないようにしましょう。

 

今回ご紹介した2つの行動はどちらもある種の“束縛”です。結婚すれば家計も生活も家族全体のことを考えなければならないのは当然ですが、いつの間にか必要以上に夫に強制しすぎていることもあります。これを機に、ほかにも無理を強いてしまっていることがないか振り返ってみてくださいね。

【筆者略歴】

※ Y.NISHIKAWA ・・・ 全米ブライダルコンサルタント協会員。ホテル・専門式場でブライダルプランナーとして勤務したのち、ブライダルライターとなり独立。結婚を意識するすべての女性の利益となる情報をつまびらかにすることがモットー。

【画像】

※ GaudiLab / Shutterstock