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手だけで生理悩みを解決!? PMS緩和に役立つ身近すぎるツボ

  • 2016.11.12
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PMSってご存じですか? 生理(月経)の5~10日ほど前から、なんとなくイライラしたり、むくんだり、乳房が張ってきたり、下腹部がズーンと重くなったり……。このような症状をPMS(月経前症候群)と呼びます。

全ての女性がPMSを患うわけではありませんが、生理前はどうも調子が出なくて悩んでいる人も多いかと思います。

そこで今回は、鍼灸師である筆者がPMSの緩和に役立つ、爪や手の近くの効くツボを教えます。強く押さなくても大丈夫! ぜひお試しください。

 

■爪や手のツボは直接脳に指令がいくので効果が高い

自律神経という言葉をよく聞くと思いますが、実際、自律神経ってどんなものかご存知ですか? 自律神経とは、からだ中の臓器の活動(脈や血圧、体温調節など)を監視している神経のことで、交感神経と副交感神経から成り立っています。交感神経が優位なときは、神経が高ぶって緊張した状態をいい、副交感神経が優位なときは、いわゆるリラックスしている状態を指します。

この交感神経と副交感神経のバランスが崩れた時にいわゆる“自律神経の乱れ”が発生し、からだにあらわれるのです。現代人は交感神経が活発化している人が多いと言われています。そして、PMSの症状は交感神経の亢進によって引き起こされていると言っても過言ではないのです。

そこで冒頭の爪や手のツボ押しの出番です。というのも爪や手には副交感神経を刺激するツボがたくさんあります。押したりもんだりすることで自律神経のバランスを整えることができると考えられています。

・親指/少商……ヒステリーやイライラの緩和

・人差し指/商陽……むくみの緩和

・中指/中衝……イライラの緩和

・薬指/関衝……※ここは、交感神経を高めるので使用しません

・小指/少衝、少沢……更年期やPMSの緩和

・指付け根/液門……イライラの緩和

・親指と人差し指の間/合谷……頭痛の緩和

・手首/陽池……のぼせなどの緩和

いかがですか? もんでも押しても大丈夫。ただ、薬指だけは交感神経を刺激してしまうので今回は触らないようにしてください。爪や手のツボをもんですっきりした気分の毎日を過ごしてくださいね。

【筆者略歴】

※ 小西みわ・・・ 鍼灸師、よもぎ蒸しダイエットアドバイザー。女性専門サロン『美和鍼灸治療院』代表。東洋医学と美容を融合させた全身美容鍼灸が得意で、オーダーメイド施術を行う。せんねん灸セルフケアサポーター。ブログも好評。

【画像】

※ KOBRIN PHOTO / Shutterstock

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