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数か月前から「根回し」すべし! 職場復帰ママの心得10か条

  • 2016.11.8
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産休・育休が明けて、いよいよ仕事再開! それまでに、どのようなことを準備したり根回ししておくといいのでしょうか? また、職場復帰に際しての心構えは? 先輩ママに、「覚悟しておくこと」と「やっておけばよかったこと」を聞きました!

© naka - Fotolia.com

■想像以上に「時間の経過」を感じる

通いなれた通勤路、なつかしい社内の空気、変わらない仲間たちの笑顔…。とはいえ、変化に気づいていないのは自分だけ。目に映る風景は同じでも、時間は確実に経過。たとえ古巣に戻っても、復帰してしばらくは、さまざまなギャップに苦しめられるようです。

・「職場の顔ぶれは復帰前とまったく同じ。そのため、昔と変わらぬ気分でリスタートしてしまったけれど、同僚たちは私が休んでいる間、スキルも意識もレベルアップ! 正直、ここまで差ができているとは思わなかった…」(30代前半)

すんなりなじんだかのように見えるママも、聞けば、こころの中はいつもザワザワ。周囲に弱音や隙を見せないよう、常に身を硬くしているのだそう。

・「ちょっとでもミスしようものなら、『まったくママはしょうがないな』ってムードに。いじめられているわけではないけれど、一線画されているのはたしか」(30代前半)

・「周囲がやたら気を使ってくれて、まるでお客さん扱い。どことなくぎくしゃくしていて、緊張感と疎外感がハンパない」(20代後半)

・「勘が鈍ってしまったのか、以前のようにサクサク進めることができない。しかも時短勤務中…。お昼は食べたフリで休憩ナシ!」(40代前半)

たかが一年、されど一年。社会における時間の流れは想像以上に速く、育休ママは浦島太郎状態で、油断や楽観は厳禁です。どんなに心していても、現実は常に想定以上であることを、まずはしっかり肝に銘じておきましょう。

■復帰までにやっておくこと10

このように、仕事が始まってしまったら待ったなし! 気苦労だらけの多忙な日々を少しでもスムーズにこなすためには、スタート前にしっかり準備しておくしかありません。

そこで先輩ママたちに、やっておけばよかったことをリサーチ。今後復帰予定のママは、次の10項を心がけるといいそうです。

1.同僚たちと事前に会って、さりげなく社内現状をチェック&親睦を深めておく

2.上司と、できること・できないことを正直に事前相談

3.復帰後のタイムスケジュールで、数か月前から生活を変えてカラダをならしておく

4.3か月くらい先まで予定を明確にし、事前準備のクセをつけておく

5.お試し保育などで、子どもを徐々にならしておく

6.万が一のためあちこちに助っ人を確保、しっかり子どものことをお願いしておく

7.いつ誰に頼んでもいいよう家の中を簡潔に、特に子どものものをわかりやすくしておく

8.急な残業や子どもの病気など、有事に備えて夫とシミュレーションを何度も繰り返す

9.常備菜のレパートリーを増やすなど、家事ラクテクニックを身につけておく

10.カラダが資本! しっかり体調を整え体力も蓄えておく

復帰後、あらゆるシーンでネックになるのが子どものこと。これを乗り越えるには周囲の協力が不可欠です。夫、親きょうだい、保育士、ご近所さんなどなど…たくさんの味方を作り、なおかつお願い上手になっておくことが、一番大切なことかもしれません。

■再開までは「子どもファースト」で

復帰までの残り時間、さまざまな準備で忙しくなってはいくけれど、何より大切にしたいのが子どもとのふれあい。ずっと一緒だったのに、日中離ればなれになるのはママも子どももつらいところ。

一緒に乗り越えるためにも、とことん愛情を注ぎこみましょう。

・「我が子は引っ込み思案の甘えん坊。そのため復帰までずっと、『これからママ、お仕事頑張るからね』『いろいろ協力してくれてありがとう』『これからもよろしくね』などと繰り返しお願い。そうしたら、案外すんなり保育園に行ってくれた」(30代前半)

子どもにだって心の準備が必要。たっぷりコミュニケーションしておきましょう。

(ハルノ コトリ)

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