ヘアメイク河北裕介、話題の「整形級コントゥアリングメイク」はこう取り入れる！

「顔と髪の間に影色を挟み、コントラストをやわらげることで顔の面積は狭く見える。さらに頰のハイライトで立体感を。このテクニックの要は、いかに自然に見えるか。“入れてる”と悟られてしまったら、途端にダサくなるからね」

頰骨の一番高い位置よりややフェイスライン寄りの部分を通るように、額からアゴの手前までのフェイスラインと頰骨の一番高い部分にローライトをオン。さらに耳下から鎖骨の手前までの首筋にも。スポンジでよくぼかして。

頰の高い位置にクリームハイライトをのせて指でぼかし、指に残った分を鼻筋＆アゴ先にも。髪もフェイスラインに沿うようにカーブさせて輪郭を操作。

透明感ある発色と肌に溶け込むみずみずしいテクスチャーが自然な陰影をつくる。細かい部分の微妙な調整も楽々できるペンタイプ。フェイスコントゥア 01 ￥4200／バーバリー

ノンパールで自然な仕上がり。濃淡2色の組み合わせで立体感も簡単に出せる。コントゥアーブラッシュ 5185 ￥4200／NARS JAPAN

ファンデの色調をそのまま濃くしたようなカラーは肌なじみもバツグン！ 3色をブレンドすることで自分にピッタリの影色がつくれる。ルナソルシェイディングチークスN 01 ￥5000（セット価格）／カネボウ化粧品

NEXT：眉に角度をつけると知的さや色っぽさを表現できる！河北流「山形眉」のつくり方をご紹介。

顔立ちのイメージを決めるのは眉。ここのところ直線的で太めの眉が流行っていたけど、僕が最近気になるのが眉山のエッジを際立たせたフォルム。眉に角度をつけると知的さや色っぽさを表現できるし、洗練された雰囲気にもなるから

パウダーアイブロウで形をとり、リキッドアイブロウで足りない部分に毛を描き足す。マスカラで眉山に向かって毛流れを整え、眉山は上向きにとかす。

眉尻はシャープに、やや短く

眉山から眉尻にかけて、毛流れを整えてシャープな角度になるようにマスカラのブラシを横に動かす。眉尻の終点はやや細めにすると洗練された印象に。

細いブラシが細い毛も逃さずキャッチして自然な毛流れをつくる。眉の立体感を引き出すシャイニーなブラウン。ニュアンスアイブロウマスカラ 02 ￥3200／THREE

濃さの調整がしやすい薄づき発色と繊細なラインが描ける細筆が使いやすい。密着性が高くヨレにくい。K-パレットリアルラスティングアイブロウ 24h 01 ￥1200／クオレ

3色のアイブロウパウダーをミックスすることで理想の眉色に。ロングラスティングを叶えるテクスチャー。ブロウクチュールパレット 1 ￥6900／イヴ・サンローラン・ボーテ

淡い発色で重ねづけしやすく、自由自在に濃さを調整可能。速乾性にすぐれ、他のアイテムを重ねてもヨレにくい。リキッドアイブロウペン 02 ￥2200／ポール & ジョーボーテ

リキッドとパウダーのセット。汗・皮脂・水ににじまない、スーパーウォータープルーフ。エクセルロングラスティングアイブロウ LT02 ￥1400／常盤薬品工業

撮影：竹内裕二/BALL PARK(人物),、武藤誠(商品)、ヘアメイク：河北裕介、スタイリスト：高垣鮎美/LOVABLE、モデル：森絵梨佳、取材・文：中川知春、構成：松尾友妃