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プロが指南!野暮ったく見える「NGメイク」と「正解テク」とは

  • 2016.11.1
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目を大きく見せたい、小顔になりたい、流行のボルドーリップをつけたい……と欲張りになっていませんか?

もし“野暮ったい”印象を与えてしまっているとしたら、それはメイクを足し算しすぎているということ。お顔全体のバランスを見て上手に“引き算”することで、一気にあか抜けた印象になります。

そこで今回は、プロのヘアメイクで年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が、野暮ったい印象を与えるNGメイクと正解テクをご紹介します。

 

■メイクは盛りすぎると野暮ったくなる

ベース、目元、眉、チーク、リップ、とパーツそれぞれで見ると全部盛りたくなるものですが、大切なことはお顔全体のバランス。

パーツは1点盛りをすることで、その効果がより際立ちます。ですので、メイクをする前に「今日自分はどこを一番盛りたいのか」を考えることが大切です。

気付けば全体を盛ってしまう……という人は、次のように全体のバランスをとってみましょう。

 

■ベースは1m離れた鏡で確認する

シミや毛穴が気になる……とファンデーションを厚く重ねてしまう人、目の前に鏡を置いてメイクしていませんか?

至近距離で見たら、誰でもシミや毛穴が目立ちます。ベース作りで大切なことは、“他人から見た時の素肌感”です。私たちは“パーソナル・スペース”といわれる程よい他人との距離感を保とうとしますが、その距離は約1m、片腕の長さ分程です。

そのため、他人から見た時に“透明感があってきれいな肌”を作るには、1m先の鏡に映っている肌を確認することが大切なのですね。

 

■アイメイクは目元→眉の順番で

メイクの順番で眉を先に描く人がいますが、これは間違い。全体がぼんやりしている中で眉を描いてしまうとつい描きすぎてしまい、その後に続く目元はさらに盛りすぎてしまいます。

正解は、まずアイメイクを仕上げてから目元のバランスに合わせて眉を仕上げましょう。そうすることで、程よい“抜け感”を出すことができます。

 

■リップを盛る時は全体を控えめに

流行のボルドーリップも、全体が濃いとただの“老け顔”メイクに見られがち。

発色の良いリップを付けたい時には、アイメイクはハイライトシャドーのみでマスカラをたっぷり塗る……といったように始めから目元を引き算しておきましょう。

 

いかがでしたか? メイクもヘアーも“抜け感”がトレンドの今、鏡を覗き込んで……というついついやりがちなNGメイクを一度見直してみてはいかがでしょうか。ぜひ、明日からのメイクの参考にしてみてください。

【筆者略歴】

※ 古賀真知子 ・・・ メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら、美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」。

【画像】

※ Anna Demjanenko / Shutterstock

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