1. トップ
  2. 恋愛
  3. トイトレの開始時期が間違っていた!? うんちができない理由はコレ

トイトレの開始時期が間違っていた!? うんちができない理由はコレ

  • 2016.10.29
  • 71133 views

寒くなる前に子どものトイレトレーニングを完了させたいと思っているママは多いと思います。でもつまづきやすいのが「うんちのトイレトレーニング(トイトレ)」です。

我が家もトイトレ真っ最中。おしっこは徐々にトイレでできるようになってきて、調子がよければ一日中オムツを汚さない日もあります。しかし、うんちとなると話は別。

じつは、うんちがトイレでうまくできないのには、子どもなりの理由があるのだとか。それを知っているだけで、トイトレの壁が少し低くなりそうです。

© francisco - Fotolia.com

■「うんちトイトレ」はおしっこのトイトレが終了後

うんちトイトレの失敗の原因は、おしっことうんちのトイトレを一緒に行おうとした開始時期に問題があったかもしれません。

うんちの回数や時間には個人差があっても、うんちをコントロールする力の成長過程はどの子どももだいたい同じ。その成長段階を理解しておくと、「うんちができない理由」がわかります。

<うんちをコントロールする力の成長メカニズム>

・新生児期~生後6ヶ月まで

うんちをためておくことができず、ゆるいうんちをひんぱんにする

・生後6ヶ月~1歳すぎ

うんちがたまる感覚がわかり始める

・1歳すぎ~3歳ごろ

うんちがたまる=「うんちがしたい」という感覚を認識する

・3歳~5歳ごろ

うんちをトイレまで我慢することができるようになる

・5歳ごろ~就学前

うんちの習慣が身につく

成長段階をみていくと、おしっこのトイトレを開始する人が多い1歳すぎ~3歳ごろは、うんちについての感覚はまだまだ発達途中ということがわかります。うんちのトイトレは、我慢ができるようになる3歳から5歳にはじめて、就学前までに習慣化させるとよいようです。

■うんちをトイレでできない理由

うんちをコントロールできるようになり始めてからも、「うんちをトイレでしたくない」と嫌がる子どもは多いみたいです。拒否するのは、こんな理由があるそう。

<子どもがトイレでうんちをするのを嫌がる理由>

・うんちをする場所が決まっている

・便器だと足がつかずにうまくいきめない

・うんちをトイレでする認識がない

・うんちをするスタイルが決まっている

トイトレ中のママには、思いあたる点が多いのでは。私もトイトレを始めてから気がついたのですが、子どもがいきむスタイルはだいたい同じ。カーテンに隠れてする子やテーブルの下など場所にこだわりのある子も多いようです。嫌がる理由がわかったら、さっそく対策を練りましょう。

■うんちトイトレの準備

うんちトイトレは、おしっこのときよりも、少しだけ準備期間が必要。始めるための準備とトイトレの流れをまとめます。

●心の準備:うんちをトイレですることを認識させる

絵本でうんちの仕組みや、トイレですることを教えてあげるのがオススメ。ちょっと恥ずかしいですが、ママがトイレに行くときに、一緒に連れて行くのもよいかもしれません。

おしっこのトイトレのときにも、「うんちもトイレでするんだよ」と教えてあげてください。

●環境の整備:トイレに足場を設置する

足が床についていないと、不安定でいきめない子も多いようです。おしっこトイトレで補助便座を使っている家庭は多いと思いますが、さらに足場を設置してあげると両足が置けて、いきみやすくなります。100円ショップで売っている踏み台など活用している家庭も多いそうです。

心の準備と環境が整ったら、徐々に声かけから開始。うんちをする合図を見逃さずに、「今だ!」と思ったらトイレに誘ってみましょう。

「大丈夫~」「出ない~」と子どもが言っているうちは、そのままオムツにさせてOK。毎日声かけすることで、ある日、突然トイレでできるようになることもあるそうです。

■ママはおおらかな気持ちで

トレーニングが進まなくても、親が焦ったりイライラしたりするのは禁物。

不安やストレスは、排泄におおきく影響します。トイトレのプレッシャーから「トイレ嫌い」になることもあるようなので注意して。

先日、トイトレを完了したママ友は、親が真剣に取り組んでいるときは「トイレに行きたくない」と言っていたとか。

子どもがおしっこを失敗するたびにイライラして「もう無理! オムツに戻す」とトイトレを中断したとたん、「お兄さんパンツ(布パンツ)にする~」と、子どもが自ら『脱・オムツ宣言』をしたと教えてくれました。

その子は、宣言してから一度も失敗していないのだとか。

トイトレは、失敗するたびに部屋が汚れ、洗濯物が増えるので、ママにとってもとても大変。余裕があるときは布パンツ、忙しいときはオムツといったようにママが楽になる方法でチャレンジすることも大事です。

子どものタイミングに任せると、かえってスムーズに進んでしまうことも。親にできることは、「準備」と「声かけ」。そこをしっかり押さえていれば、失敗しても「まぁ、いっか」とおおらかな気持ちで、子どもを見守れるかもしれませんね。

(あまみや)

の記事をもっとみる