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まだ間に合う! 越後妻有 大地の芸術祭の里2016 秋 オススメアート3選

  • 2016.10.29
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アートを通じて、日本の原風景が残る越後妻有の大地を感じよう

新潟県の十日町市と津南町からなる、面積約760㎢の越後妻有(えちごつまり)地域で、2000年から3年ごとに開催されている世界最大級の国際芸術祭「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」。広大な土地に点々と作られたアートを鑑賞するときには、周りを見ざるをえない仕組みとなっており、地域に内包する様々な価値を、アートを媒介として発信するまちづくりの先駆けとも言えます。

物語の世界観を、ノスタルジックに再現 Kiss & Goodbye/ジミー・リャオ

JR飯山線を舞台とした絵本『幸せのきっぷ Kiss&Goodbye』の制作とその絵本の世界をアートで表現したプロジェクト。両親を亡くした少年と飼い犬が列車に乗って田舎のおじいさんを訪ねる物語です。作品内ではインスタレーションや、動画、音楽などで絵本のメッセージを伝えています。

棚田を望む高台で人生を考える 人生のアーチ/イリヤ&エミリア・カバコフ

70年代初頭のモダンアートの一大ムーブメントであるモスクワ・コンセプチュアリズムの代表とも言える、イリヤ&エミリア・カバコフ夫妻の作品。5体の彫像は、生まれてから死ぬまでの人生の重みを想像させます。卵の形をした人間の頭に始まり、「少年の像」、「光の箱を背負う男」、「壁を登ろうとしている男。あるいは永遠の亡命」、「終末、疲れた男」が並びます。

数々の音の仕掛けで遊びたくなる! Air for Everyone/アン・ハミルトン

かつて板金屋が暮らしていた空家にベルやベルを空に飛ばすための不思議な道具をつくっている職人を想定した仕事場をつくった作品。天井から垂らされた紐や壁のアコーディオンなど随所から奏でられる音で、見えない人々の気配を感じさせるインスタレーションです。

【まだ間に合う! 大地の芸術祭・秋の展覧会】

越後妻有里山現代美術館[キナーレ] 低価格でアクセサリーやギフトにも使えるアート作品を展示・販売。
2016年10月1日(土)~11月27日(日)

絵本と木の実の美術館 企画展
「みえない いと 月の闇がつなぐ 苔と、ヤギと、鉄鉱石と、風と、ヒトと、」
幻想的な空間作家・中里繪魯洲と常に新境地を歩き続ける田島征三、初のコラボレーション展覧会。
2016年7月2日(土)~11月29日(火)

まつだい「農舞台」企画展「豊福亮「黄金の遊戯場2018計画」展」
2015年の大地の芸術祭で発表された「黄金の遊戯場」が2018年に向けて再スタート。
2016年9月17日(土)~11月27日(日)

また、越後妻有では年間を通じて、様々な企画を開催。冬には、雪アートや雪花火、雪の運動会など、豪雪地・越後妻有ならではのプログラムで、季節によって全く違った魅力を体感できます。

イベント情報

・イベント名:「大地の芸術祭」の里 越後妻有 2017 冬 SNOWART
・催行期間:2017年01月14日 〜 2017年03月12日
・住所:新潟県十日町市本町6
・電話番号:025-761-7767

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