1. トップ
  2. グルメ
  3. フルーツパフェからクリームソーダまで♪『純喫茶、あの味』の著者が選ぶ、とっておきの“喫茶スイーツ”5選

フルーツパフェからクリームソーダまで♪『純喫茶、あの味』の著者が選ぶ、とっておきの“喫茶スイーツ”5選

  • 2016.10.28
  • 4385 views

昭和の文化遺産とも言われる、純喫茶。当時のインテリアが残る店内で味わえるのが、クリームソーダ、フルーツサンド、パフェなど、どこか懐かしさを感じるメニューです。 そんな喫茶メニューの魅力を伝える一冊『純喫茶、あの味』(イースト・プレス)の著者、難波里奈さん(以下、難波さん)に、とっておきの“喫茶スイーツ”を5つ教えてもらいました。

たっぷりバターと餡の組み合わせにうっとり♪淡路町「ショパン」のアンプレス

歴史の長さを感じさせる看板や壁面、入口上部の美しいスタンドグラスが目印の「ショパン」。名物メニューのアンプレスは餡を挟んだホットサンドのこと。マスターがずっしりとしたホットサンド専用のプレス機を使い、作っています。じっくり焼き上げたアンプレスは、たっぷりバターと程良い甘さの餡の絶妙な組み合わせ。注文されるたびに、バターの豊かな香りが店内に広がり、幸せな気持ちになります。

クリームソーダなのに透明!とっても上品な、銀座「洋菓子舗ウエスト」のクリームソーダ

一般的に緑色のイメージが強いクリームソーダ。けれど大人の喫茶室である銀座「洋菓子ウエスト」では、無色透明のクリームソーダを提供しています。サイダーに添えられたシロップで好みの味に調整していただきます。テーブルと椅子の背もたれにかけられた真っ白な布に背筋がのびる、心地よい緊張感を味わってみてはいかがでしょうか。

末広町「フルーフ・デゥ・セゾン」のフルーツサンド

新鮮で上質な旬のフルーツを、リーズナブルにたっぷり楽しめる「フルーフ・デゥ・セゾン」。パフェも人気のこちらでいただけるフルーツサンドは、食パンではなくクロワッサンを使用。ひと口食べるごとに、バターの豊かな味わいを感じられます。セットには大きくカットされた約10種類の果実盛り合わせとヨーグルト、飲み物もついてきます。

大人も子どもも大好きな老舗純喫茶の正当派パフェ。浅草「アンヂェラス」のパフェ

創業70年を迎える老舗純喫茶店「アンヂェラス」。美食家で知られる池波正太郎先生など、数多くの文豪が通っていたお店です。アイスコーヒーに梅の実が入った珍しい飲みもの「梅ダッチコーヒー」が有名ですが、パフェも定番人気メニュー。果物の切り方や生クリームの飾り方…誰もが懐かしさを感じる正当派パフェです。

松本「珈琲美学アベ」のモカケーキ

地元の人はもちろん、旅行客のひと休みスポットとして長年愛され続けている「珈琲美学アベ」。珈琲味のケーキの上にモカアイスが乗った「モカケーキ」(350円)は、珈琲好きにはたまらないメニュー。誰かと一緒なら、店内奥のテーブル席へ。もしひとりで訪れたなら、ユーモアあふれるマスターに松本のことを聞いてみても。 ***********

いかがでしたか?“喫茶スイーツ”の情報がもっと知りたいという方は、難波さんの『純喫茶、あの味』(イースト・プレス)をぜひ、読んでみてくださいね。

来週は今週に引き続き、難波さんに聞いた「京都で行きたい純喫茶」をご紹介します。どうぞお楽しみに♪

の記事をもっとみる