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極上のリラックス♡海と空に癒される、安藤忠雄建築のアートホテル「瀬戸内リトリート 青凪」

  • 2016.10.28
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瀬戸内海を見下ろす丘に建つホテル「瀬戸内リトリート 青凪」。もとは美術館として一部を公開していた建築物でしたが、2015年に設計者である安藤忠雄氏の監修のもと建物をリノベーション。極上のスモールラグジュアリーホテルとして生まれ変わりました。

安藤忠雄氏の設計・監修により、美術館をリノベーション

「瀬戸内リトリート 青凪」が建つのは、愛媛県松山市の道後温泉から車で北に約20分のところに位置する、標高400mの高台。瀬戸内海を見下ろし、夏は過ごしやすく、秋は10月から紅葉が楽しめるという素晴らしいロケーションにあります。

この建物、もともとは、世界的建築家の安藤忠雄氏が設計・建築を手がけ、一部を美術館として公開している名建築として一部の人に知られていましたが、2015年に同氏の監修のもと建物をリノベーション。全7室のスモールラグジュアリーホテルとして生まれ変わりました。

館内には、フランク・ステラなど国内外の現代美術作品を常設。さらに建築そのものも作品として鑑賞することができ、まるでアート作品に泊まっているかのような非日常の気分を味わうことができます。

瀬戸内の海と空とともに過ごす贅沢

ホテルのコンセプトは「Minimal Luxury」+「瀬戸内のショーケース」。客室はなんと、すべて100平米を超えるオールスイートです。

なかでもメゾネットタイプの「The AONAGIスイート」は、その大きな窓から瀬戸内海の景色を一望できる開放的な空間。パノラマに広がる青い景色、空を鮮やかに染める夕陽を眺めているだけで、心が解きほぐされていきそうです。そのほかにも、寝ながら寛げるフルフラットの寝湯「ねころてん」付きの半露天風呂を備えた「半露天温泉スイート」など、個性的な4タイプの部屋が揃います。

瀬戸内海と交わる屋外プール、アート作品のような屋内プールも

こちらは、同ホテルの象徴ともいえるアイコニックな屋外プール「THE BLUE」。30mプールの端が瀬戸内海の景色と繋がり、どこまでも続いて行くかのような眺めには、静謐な雰囲気すら漂います。ただただ浮かんでいるだけで気持ちがクリアになっていきそうな、特別な空間。瀬戸内のランドスケープを眺めつつ、ぼんやりとプールの中で過ごしてみたいですね。

また、屋内には、1年を通じて使える貸し切りの温水プール「THE CAVE」もあります。白を基調とした空間が水のブルーに照らされ、もはやプールというより空間そのものがアート作品のよう。

地元産の旬の食材をたっぷりと

旅先の楽しみといえば、地元産の食材を使った食事、という方は多いのではないでしょうか。ダイニング「MINAGI」では、愛媛をはじめとする瀬戸内の旬の食材で作られた和食を堪能することができます。地元伊予で受け継がれてきた食文化と生産者の想いを守りつつ、宿泊者のために心をこめて作られる一品一品は、しみじみと心と身体にしみ込んでいくことでしょう。

瀬戸内の恵みを感じるスパ&トリートメント

館内には、オールハンドトリートメントの施術が受けられるスパ&トリートメント「ALL THAT SPA」も併設されています。使用するオイルやクリームは、柚子、蜜柑、文旦など、瀬戸内の恵みをふんだんに取り入れたオリジナルのプロダクト。海と島々を見渡すプライベートスパで、天然成分の香りに包まれながら、極上のリラックスを味わってみてはいかがでしょうか。

日常を忘れて、特別なひとときを

穏やかに凪いだ海に、可愛らしい形の島々が並ぶ瀬戸内海の景色。瀬戸内地方で育った私にとって、子どもの頃から幾度となく見て来た風景ですが、いまだに見飽きることがありません。静かにきらめく水面をのんびりと眺めていると、小さな悩みもどこかへ流れていってしまうような気がします。

海外でリフレッシュするのも素敵ですが、ときには国内のリゾートでゆったりと過ごしてみるのも素晴らしいもの。瀬戸内海にとけ込む景色の中で過ごす時間は、きっと忘れられない、特別なひとときになるのではないでしょうか。

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