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放っておくと老け顔に…!プロ直伝の「クマを目立たなくする」ケア法とは

  • 2016.10.26
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眼球の周りはクッションのような柔らかい脂肪で覆われていて、それをとても薄いまぶたが支えています。まぶたには汗腺がなく、皮脂腺も少なく、角層も薄い場所なので乾燥しやすく敏感です。

また、まばたきなどで絶えず動く部分なので、負担も多くシワやたるみが起こりやすいところでもあります。さらに、メラノサイトの活動が盛んなため、色素沈着にもなりやすい場所です。

そこで今回は、美容業界で長年活躍してきた筆者が、目の周りのトラブルの中でも特に疲れた印象や老けた印象を与える“クマ”を目立たなくするケアをご紹介します。

 

■クマのチェック方法と見分け方

下記の設問でどのクマになりやすいかチェックしてみましょう。チェックが多いものが、あなたのできやすいクマのタイプです。できた時の見分け方もあわせてチェックして。

●青クマのチェック方法

・毎日パソコンを長時間使用する

・寝不足

・疲れがなかなかとれない

・冷え性である

・運動をほとんどしない

目尻を横に引っ張ると薄くなるのに、完全には消えなかったり、日によって違ったりすると青クマです。

●黒クマのチェック方法

・ほうれい線が気になる

・目元のたるみ、シワが気になる

・アイクリームを使ったことがない

・目元がかさつきやすい

・肌が疲れているように感じる

見分け方はとても簡単。上を向くと薄くなるクマなら、黒クマです。

●茶クマのチェック方法

・つけまつ毛やアイメイク重視のメイクをする

・目元専用のリムーバーを使わない

・目をよくこする

・シミ、そばかすができやすい

・アウトドアが好き

こちらもとても簡単。引っ張っても上を向いても変わらなければ茶クマです。

 

■クマのタイプ別・原因とケア方法

●青クマ(血行不良型)

青クマは、目の周りの毛細血管の血流が滞ること、目の疲れ、冷え、寝不足などが原因です。

ケアには、血行を良くするマッサージやツボ押しがオススメ。睡眠をしっかりとることや冷え改善にアイマスク、ホットタオル、入浴も効果的ですよ。

また、カフェイン、ビタミンE、カプサイシン、ゴールデンカモミールなども効果的です。

●黒クマ(たるみ型)

黒クマは、年齢とともにハリや弾力が低下し、目の下に凹凸ができます。さらに眼輪筋が衰えて眼球の周りの脂肪がずり下がり、下まぶたがたるむことで起こります。

ケアするために、目だけを上下左右に動かし、眼輪筋を鍛えましょう。コラーゲン生成を促すケアや塩分や冷たい飲み物を控えたり、運動するなど、むくみ対策をしましょう。

黒クマには、レチノール、ビタミンC誘導体、ペプチド、マトリキシル、幹細胞などが効果的です。

●茶クマ(色素沈着型)

茶クマは、シミが集まって茶色く見えたり、目をこすることで起きる色素沈着・角質肥厚などが原因です。

炎症をおさえ、美白ケアが効果的。アイメイクはこすらず、優しく落としましょう。UVケア商品で1年中紫外線対策を……。茶クマには、ビタミンC誘導体の美白有効成分などが効果的です。

 

いかがでしたか? クマは、まぶたの厚さやほりの深さなど顔の構造が人によって異なり、加齢によっても個人差がありますが、どのクマも年齢とともに目立ちやすくなります。早めのケアで早めの改善につなげましょう。

【筆者略歴】

※ a.kumi ・・・長年美容業界で携えた知識と技術で、年齢と抗うことより心身共に美しく年を重ねる提案を発信している。

【画像】

※ Alliance / shutterstock

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