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高樹沙耶容疑者の逮捕で注目。“大麻”が体に与える悪影響とは…

  • 2016.10.25
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今年は、清原氏や高知氏といった有名人の薬物使用のニュースが世間をにぎわせています。そしてまた一人、今度は元女優の高樹沙耶氏が大麻使用の容疑で逮捕されるという報道が注目を集めています。

薬物・大麻は法律で禁止されているのにかかわらず、使用して逮捕されるニュースが絶えないのは残念なこと。興味本位での使用がとんでもない後悔に代わってしまわないように、強い意志で拒む必要があります。

そして、使用することは自分の体に悪影響を及ぼすとても怖い存在であるという認識を持っておくことも大切です。

そこで今回、高木容疑者逮捕で注目されている“大麻”が体に与える悪影響についてご紹介します。

 

■大麻は脳の神経回路を破綻させる

今年、大阪大学大学院医学系研究科解剖学講座(分子神経科学)の木村文隆准教授を中心とする研究グループが、長い間明らかになっていなかった大脳皮質内の神経回路形成のメカニズムを解明しています。この研究報告は、2016年6月30日の午前6時(日本時間)にアメリカの科学誌“Journal of Neuroscience(オンライン版)”にも掲載されました。

報告内容を簡潔に表すと、大麻の有効成分でもあるカンナビノイドが、脳の必要な配線も刈り込んでしまうため、神経回路を破綻させるということです。研究者のコメント(引用)によると

“カンナビノイドは気軽に気分が高揚し、無害だと考えられて、気軽に手を出す人が後を絶ちませんが、実は間違った配線を削っていきながら、正しい神経回路を作るのに非常に重要であり、摂取することによって、本来の正しい配線までも削られていきますので、大変危険です。特に、若い世代に影響が大きいと考えられますから、絶対に手を出すのはやめましょう”

 

ということです。いかがでしたか? 大麻使用は幸せな人生を送るためにはやはり必要のないものと言えます。一瞬の気のゆるみが一生の後悔にならないよう、絶対に手を出さないと改めて認識しておきましょう。

【参考】

※ 世界初!大麻が脳に悪影響を与えることを科学的に証明 – 大阪大学

【画像】

※ Dark Moon Pictures / shutterstock

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