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10年後に後悔しても遅い…!髪を傷める「NGケア」と「正解ケア」

  • 2016.10.23
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年齢を重ねるごとに髪のボリュームがなくなり、毛先のパサつきが気になる……ヘアケアに気を使っていてもなかなか改善されないのは、そのケアの仕方に問題があるのかもしれません。

髪の毛は爪と同じように、すでに死んだ細胞のもの。一番ケアすべきは、髪の毛ではなく土台の“頭皮”にあります。今回はプロのヘアメイクで年間1,000人以上の女性を美しく変身させている筆者が、“髪を傷めるNGケアと正解ケア”をご紹介します。

 

■眼精疲労からくる“頭皮のコリ”を放置しない

キャリア世代の多くの女性は、一日中パソコンに向かって眼を酷使しがち。気付けばおでこの横シワが消えない……なんて人は要注意です。おでこ(前頭筋)の筋肉は頭皮に直結しているので、表情シワが消えない場合はガチガチに頭皮がこってしまっているといえます。

頭皮も筋肉が動かなければ血行が悪くなり、必要な栄養が行き渡らず髪の毛根が十分に育ちません。髪がやせる原因になりますので、日中もシャンプーのときでも、しっかりとマッサージをしてほぐすことが大切です。

 

■シリコン製のシャンプー&トリートメントは毛穴詰まりの原因にも

ノンシリコンブームが到来し、市販のメーカーにもノンシリコンが浸透しましたが、どうしてもパサつきが気になる……と元のシリコン製に戻していませんか?

そもそも、シャンプーしたての髪が指通りがよいならば、まだその洗浄液が髪に残っているということ。お顔の洗いたてもすぐに乾燥しますよね。同じように、シャンプーの際にある程度髪の毛がきしむのは当たり前です。

そのため、トリートメントにはシリコン製を使ってあげてもよいのですが、その際には髪の毛先から中間辺りまで使用し、決して根元からつけないようにしてください。トリートメントは栄養剤ではなく、髪の保護剤であることをお忘れなく。

 

■育毛剤で外側からのケアもアリ

髪の毛によいとされている食べ物を摂ることももちろん大切ですが、実は髪の毛根への栄養分は体の一番最後にまわされているのをご存知ですか? 生死に関わる箇所ではない分、内側からのケアではなかなか栄養が行き渡りにくいのです。

逆に頭皮は経皮吸収されやすい箇所なので、外側からのケアが有効だといえます。化粧水でお肌を潤すように、こまめに頭皮の毛根にも潤いと栄養を与えてあげましょう。必要性を感じるのであれば、自分に合う育毛剤を使用することも効果的ですよ。

 

■ドライヤーは1箇所に当てない

頭皮のことを考えるならば、髪の乾かし方にも気をつけなければいけません。ドライヤーで髪を乾かす際に、1箇所にずっと当てたままにしていませんか? 2秒以上同じ箇所にドライヤーを当てていると、頭皮がやけどするとも言われています。必ずドライヤーを使用する際には左右上下に振りながら、髪の根元を乾かすように仕上げましょう。

 

いかがでしたか? ヘアケア商品もたくさんありますが、一番大事なのは自分に合う商品やケア法を見つけていくことです。ぜひ今夜のケアから見直してみてくださいね。

【筆者略歴】

※ 古賀真知子 ・・・ メイクアップイマジンbyオフィスノムラ主宰。撮影関係のヘアメイクをこなす傍ら、美容家として一般女性に美しくなるための様々なビューティプログラムレッスンを行っている。モットーは「女性は内・外側から美しく」。

【画像】

※g-stockstudio / shutterstock

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