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食材ひとつで作る「〇〇ご飯」 秋・冬の温活にもおすすめ!

  • 2016.10.23
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上品な薄味の和食には、味のついたご飯がよく合います。しかし、本格的な五目炊き込みご飯は、たくさんの具材と手間が必要。

そこで今回は、ひとつの具材だけで作る簡単「○○ご飯」を紹介します。シンプルだから、献立を選ばずオシャレ。食べ物がおいしくなる秋に食べたい「○○ご飯」で、食卓をセンスアップしましょう。

■冷え性さんにもオススメ!「しょうがご飯」

© Nishihama - Fotolia.com

体を温めてくれるしょうがは、秋から冬にかけて積極的に使いたい食材。ご飯に混ぜ込むと辛みが和らいで、食べやすくなります。

<材料>

・米 2合

・しょうが 30~40g程度(お好みで)

・塩 小さじ1

・酒・しょうゆ・みりん 各少々

・だし昆布 4cm角1枚程度

<作り方>

1.しょうがは、細かいみじん切りにする。

2.白いご飯を炊くときと同じ要領で米を研ぎ、ざるに上げて水気を切る。

3.炊飯釜に米を入れ、目盛りに合わせて水加減し、そこへ塩・酒・しょうゆ・みりんを加えて軽く混ぜる(ごく薄味でOK)。

4.だし昆布をのせて、通常通りに炊飯する。

5.炊きあがったら昆布を取り除き、すぐに1のしょうがを加えて炊飯器のフタを閉める。10分ほど経ったら、空気を含ませるようにフワッと全体を混ぜて完成。

薄味の中に、フワッと香るしょうが。なんとも上品な一品に仕上がります。魚の塩焼きや甘辛い味の煮物と良く合うので、「ザ・和食」という日の献立におすすめです。

■子どもが喜ぶ「とうもろこしご飯」

甘みのあるとうもろこしは、ご飯との相性抜群。できれば生のとうもろこしがおすすめですが、コーン缶でも作れます。

© kariphoto - Fotolia.com

<材料>

・米 2合

・とうもろこし 1本

・塩 小さじ1

・酒 少々

<作り方>

1.とうもろこしの皮をむいて長さを半分に切り、包丁で実をそぎ落とす。

2.白いご飯を炊くときと同じ要領で米を研いで1時間ほど浸水させる。その後、塩と酒を加え軽く混ぜてから、とうもろこしの実と芯をのせて炊飯する。

※とうもろこしから水分が出るので、通常の炊飯より少し水の量を減らすと、おいしく仕上がります。

3.炊きあがったら、空気を含ませるようにフワッと混ぜて完成。

和のおかずにも合いますが、炊きあがったときに、バターを少し加えると、一気に洋風の「バターコーンライス」に変身! ハンバーグやシチューに添えて、ピラフ感覚で楽しめます。とうもろこしご飯の日には、普段はおかわりしない子どももたくさん食べてくれるので、普段小食で悩んでいるママにはぜひチャレンジしてほしい食材です。

■豆は豆でも…「枝豆ご飯」

「豆ご飯」と言えばえんどう豆、と思い浮かべる人が多いはず。でも、枝豆も炊き込みご飯にするとおいしい豆のひとつなんです。

<材料>

・米 2合

・枝豆 さや付きの状態で100~200g程度(お好みで)

・塩 小さじ1

・酒 少々

<作り方>

1.枝豆を熱湯でサッと茹で、豆をさやから取り出す。豆に完全に火が通らなくてもOK。

2.白いご飯を炊くときと同じ要領で米を研いで1時間ほど浸水させる。塩と酒を加えて軽く混ぜてから、枝豆の実をのせて炊飯する。

3.炊きあがったら、空気を含ませるようにフワッと混ぜて完成。

焼き物や煮物で茶色がメインカラーになりがちな献立のときも、枝豆ご飯を添えると、目にあざやかな緑色で食欲がすすみます。また、ほんのりと甘さが感じられる枝豆ご飯は、スパイシーなおかずにもピッタリ。スパイスを多めに使ったチキン・白身魚のソテーともよく合います。

「○○ご飯」は、食卓がいっきに華やかになるワンラックアップご飯。「栗ご飯」「きのこご飯」「さつまいもご飯」も秋になると、一度は味わいたい炊き込みご飯。いろいろな食材をひとつだけ使った「○○ご飯」は、手軽だけれど、香りや味が堪能できるおいしい料理です。

(森川ほしの)

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