1. トップ
  2. 恋愛
  3. 本屋さんの中に本屋さん?物語との出会いをつくるユニークな書店「ヒシガタ文庫」

本屋さんの中に本屋さん?物語との出会いをつくるユニークな書店「ヒシガタ文庫」

  • 2016.10.22
  • 3224 views

札幌のダイヤ書房の中にあるヒシガタ文庫は“物語との出会いをつくる場所”。そこには雑貨の物語があり、手に取った人によって新たに生まれる物語があります。本の物語だけでなく、雑貨の物語も大切にする、新たなコンセプトを持った本屋さんです。

本屋さんの中に本屋さん?

「お店のコンセプトや商品セレクトをやっていただいているプロデューサーがいるのですが、その方、実は美容師さんなんです。社長が髪を切りにいっているお店で当時、社長がヒシガタ文庫をつくる思いを話したら“おもしろいですね”って話になり、せっかくならお店をリニューアルして、ディスプレイやインテリアもこだわったものにしようということになりました」。そう話すのは、ヒシガタ文庫スタッフの谷尾苑香さん。

それからというもの、「札幌にあるトロッコ一級建築士事務所さんにお声掛けしまして、ロゴもグラフィックデザイナーの阿部寛文さんにお願いし、徐々にチームができていきました。何度もミーティングを重ねて、どんなお店にしていくのか、こういう商品を扱ってみたらいいんじゃないかとか。こういうコンセプトや企画がいいのではとか。案を出しながら、少しずつ形にしていきました」と立ち上げの当時を振り返ります。

ちょっとユニークなネーミング

“ヒシガタ”。そのユニークなネーミングは、ダイヤ書房の“ダイヤ”を言い換えて付けられました。ダイヤには、ダイヤモンドのように光り輝く、または、硬い意志といった意味があるのだそう。

そこには、お店で取り扱っている雑貨に本のような要素を見出し、お客さんに本を読むのと同じような感覚で雑貨を手に取ってもらい、雑貨ができあがった背景にある物語を知ってもらいたいという思いが込められています。

物語との出会いをつくる

ショップのコンセプトの一つが「物語との出会いをつくる本屋」。それはお店で取り扱う雑貨やクラフトなどの商品の物語性を伝えることにあります。

たとえば、お店で商品を手に取った方に商品の物語を知ってもらう。それを提供する場であること。そして、商品を買って、自宅で使うことで新たな物語が生まれます。モノができあがるまでの背景にある物語と、モノを使っていくなかで生まれる物語。それぞれで“物語との出会い”があります。

月一回、ワークショップも開催しています。ワークショップを通して、お店はものづくりを体験して自分だけの物語が生まれる場所となります。お店に来る人の日常の物語と、お店にある商品の背景にある物語。互いの物語が融合する楽しさがそこにあるのです。

お店で取り揃えるグッズは20〜40代の女性向けでアクセサリー類などハンドメイドが多く、デザイン性などちょっと変わったものをセレクトしています。中にはスタッフがインスタグラムで気になる商品を見つけて、直接コンタクトを取るケースもあるのだそう。

そんなお店でセレクトしているこだわりの雑貨やクラフトなど、おすすめグッズについては、後編記事の「本の物語だけでなく、雑貨の物語も大切に。新たなコンセプトを持った札幌のヒシガタ文庫」でご紹介します。

の記事をもっとみる