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ポッコリお腹もこれで解消!プロが実践する「産後太り」解消法

  • 2016.10.21
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妊娠・出産で増えてしまった体重はできるだけ早く戻して、キレイなママでいたい……それは多くの女性が思うことです。筆者は3人の子供たちの母ですが、出産後半年経っても体重増加と体型の変化に悩んでいました。

今回はフィットネス指導者であり、管理栄養士である筆者が、試行錯誤を重ねてたどり着いた、産後太りを解消するテッパンだけど効果的な方法をご紹介します!

 

■産後にも起きる廃用性症候群、少しずつ筋力アップを

出産後はしばらく入院生活になりますし、体を回復させるために横になっていることも多いでしょう。1週間の安静でも筋肉は10~15%減少するといわれています。このように安静状態が続いて体の機能が低下してしまうことを廃用性症候群といい、筆者も産後3か月の頃には腹筋運動が1回もできなくなっていました。

そこでまずは毎日スクワットを10回、次の日は腹筋運動を10回など、どんなものでもいいので筋トレを10回ずつ毎日実施しました。慣れてきたら回数やセット数を増やし、徐々に衰えた筋肉を復活させ、体を引き締め代謝もアップさせていきました。

 

■自らの食生活を再把握し、ストレス食いをやめる

慣れない育児や夜中の授乳で産後はストレスの連続。母乳育児の場合は、お腹もすくことでしょう。だからといって好きなだけ食べていては体脂肪は増加する一方です。

育児で疲れているはずなのに体重が妊娠前に戻らない、もしくは増えていく場合は、知らず知らずのうちに食べすぎている可能性が高いです。筆者はまず毎日の自分の食生活を細かく観察し、「チョコは1日3つまで」と決めてストレス食いにブレーキをかけました。

 

■子供と一緒にエクササイズ!週に2回は有酸素運動を

毎日忙しいようでいて、育児と家事だけではなかなか痩せることは難しいです。また、子供と家にいるとついつい食べ物に手が伸びてしまいますね。筆者は子連れでも参加できるエアロビクス教室に週1で参加し、慣れてきたら週2の参加に増やしました。

エアロビクス以外でも、何か運動教室にチャレンジするのはお勧めです。同じように体型を戻したいというママさんとも出会え、励まし合ってがんばることができますよ。

 

いかがでしょうか? 今回は筆者が実践した産後太り解消法をご紹介いたしました。この方法で体重は妊娠前に戻り、ぽっこりお腹も解消できました。

体重と体型が戻れば気分も明るくなります。出産後は体がとてもデリケートでもありますので、少しでも体調不良を感じたら無理をせず、前向きに楽しみながら理想のボディに近づいていってくださいね。

【参考】

廃用症候群 – 健康長寿ネット
【画像】

※ Lopolo / Shutterstock

 【筆者略歴】

※ やぶぞえともこ ・・・ イントラ栄養士ともこ。エアロやストレッチなどの運動指導ができる管理栄養士。運動と栄養、両方の専門家としてのアドバイスを提供する健康づくり指導者。3児の母でもある。大学院にて生活科学修士号取得。

【画像】

※ Monkey Business Images / Shutterstock

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