1. トップ
  2. 恋愛
  3. 仲裁に入るべき? ママたちが語る“きょうだいゲンカ”の対処法9選

仲裁に入るべき? ママたちが語る“きょうだいゲンカ”の対処法9選

  • 2016.10.21
  • 31900 views

【ママからのご相談】

2歳と5歳の男の子を育てています。これまで“赤ちゃん”だった弟が言葉を話すようになり、動きが激しくなって力もついてきて、お兄ちゃんと一丁前のケンカをすることもしばしば。

でも、その場の欲求に任せてぶつかっていく弟と、貸し借りや遊びのルールも分かっている兄とのケンカは仲裁するのも一苦労。どちらかに寄り添えばどちらかの不満が爆発します。

同じように子育て中のママさん方は、きょうだいゲンカにどう対処しているのでしょうか?

●A. きょうだいゲンカはあえて止めないママが多数!

こんにちは。ライターのNANARUKAです。

うちにもいます、2歳と5歳の男が! それに時折小学生の長女も加わって、小競り合いから取っ組み合い、時にハイレベル、時に低次元。さまざまな争いが日々繰り広げられています。

きょうだいがいればケンカは避けて通れない、というか、きょうだいゲンカなんてして当たり前のことなんですが、毎日続けばそりゃ疲れる、というのもホンネですよね。

そこで、ちょっと気になる、よそのお宅のケンカ対処法をリサーチ。

よそはよそ、うちはうち。そんなのわかってはいるけれど、早速、お隣りのきょうだいゲンカ、覗いてみましょう!

●ケガする前に阻止! 暴力が始まったら強制終了!!

『男3兄弟なのでケンカは頻繁に起こるし、どの組み合わせでも激しくなりがち。けれど、できるだけ本人同士で解決できるようになってほしいので、ケンカが始まってもまずは言い合いを黙って聞き、観察するようにしています。仲裁に入るのはケガの危険を感じたとき と、手を出された際の泣き方が本気のとき 。その場合、すでに流血しているなど手遅れのことも多いのですが……』(10歳男の子、8歳男の子、5歳男の子のママ)

『子どものケンカなんて親が止めたところですんなり終わるわけないので、初めから止めようという気はありません。言いたいことを口に出して伝えることは大事だと思うし、押さえつけられてガマンするより、言い合って吐きだした方が健全だと思うので。もちろん、暴力が始まったらそのときは強制終了 。引き離してそれぞれの言葉に耳を傾けます』(8歳男の子、6歳女の子、3歳男の子のママ)

『うちの姉妹のケンカはかなり激しく、時に髪の毛や洋服を引っ張り合うこともあるので、そうなったら止めに入ります。やはり女の子、髪の毛が抜けたり顔に傷ができたりするのは避けたい ので。服が破けそうなときも阻止!』(9歳女の子、8歳女の子のママ)

●子どもの声に耳を傾け、会話をフォロー

『子どものケンカって、たいていが相手とのコミュニケーションがうまくとれなくてイライラが募って起こるもの。なので、ケンカが始まったらそばに行ってそれぞれの言い分を代弁 してあげます。子どもは自分の気持ちに共感してもらうことで冷静になれるし、不満をちゃんと吐き出すことで落ち着きも取り戻せます。頭に血が上っているときは大人が何を言っても聞いちゃいないので』(8歳女の子、5歳男の子のママ)

『一旦怒りのスイッチが入った子どもに親が感情的に「やめなさい!」と叫んだって、「じゃ、やめます」とはならないですよね。子どもには子どもなりの怒る理由、納得いかない原因があるのです。そこをしっかり聞いてやって折衷案を提示 してあげれば、意外とあっさり折れてくれるもの。子どもにだって通したい“筋”というものがあるんだなぁといつも思います』(10歳男の子、8歳男の子のママ)

●毎日のゴタゴタに諦めモード!?

『やんちゃ盛りの男同士には朝から晩までいざこざが絶えません。いつか終わると自分に言い聞かせながら、まだまだ終わる気配はナシ。それにいちいち過剰反応するエネルギーはもう残っていないので、きょうだいゲンカにはノータッチ。少しくらいのケガも見て見ぬふり です』(9歳男の子、7歳男の子のママ)

『言って聞かせたってすんなり片付くわけがないのが子どものケンカ。きょうだいの多いわが家ではいつも数人の言い分が複雑に絡み合っているので、それを解いて各々を納得させるには、家事の片手間では済みません。よって、わが家のきょうだいゲンカは基本無視 ! 手に負えない場合は上の子を丸め込んで無理矢理解決させます(笑)』(10歳男の子、8歳男の子、6歳女の子、4歳女の子のママ)

●あえて静観するのには理由があるのです

『以前は子どものケンカにいちいち口を出していたのですが、先日読んだ本に書いてあった「きょうだい間のケンカには、のちの社会での人間関係の構築に必要な要素がたくさん詰まっている」ということに感銘を受け、以来、止めることはせず成り行きを見守る というスタンスに変えました』(8歳女の子、5歳男の子のママ)

『姉妹なので手が出ることはほとんどありませんが、聞いているとけっこうネチネチグチグチ言い合っています。そこに私が加わったらさらに面倒なことになると思うので、いつも見て見ぬふり。口だけのケンカなら飽きるまですればいいかなと思って静観しています』(9歳女の子、7歳女の子のママ)

----------

いろんなきょうだいのいろんなケンカ、いろんなママの意見、いかがでしたか?

年齢や男女の組み合わせによってケンカの様子も多種多様ですが、あえて止めることはしないママが多数でした。

いくつかの回答の中にもあるように、きょうだいゲンカは決して悪いことではなく、その先の広い社会に出る前段階の練習のようなもの。

自分の意見を言う、相手の話を聞く、自分の痛みや人の痛みを理解する、自分の悪い部分を認識する、解決策を探し出すなど、人間関係を築く上で大切なことをたくさん学べるチャンス であり、年齢とともに変化しながら次第に落ち着いていくものなんですよね。

子どもたちが正常に成長している証であり、成長の一環と捉えて、これからも冷静に見守り助言していければいいですね。

●ライター/NANARUKA(フリーライター)

●モデル/KUMI(陸人くん、花音ちゃん)

の記事をもっとみる