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第4回 男子はなんだかんだ「パンケーキ自慢する女子」が好き?:勝つ女/負ける女

  • 2016.10.21
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SNSの利用の仕方って、もちろん十人十色あって当然ですよね。

でも、やっぱり他人が見ているならある程度人から見た印象って気になるもの。

自分を彩るハッピー投稿を繰り返す「SNS連投女子」と、多くを語らない「SNS沈黙女子」。

周囲から見たふたりの印象って、いったいどんなものなのでしょうか?

***

プラスがあればマイナスがあり、黒があれば白があるように、ものごとには「両端」があるもの。人間だってそうですよね。そんな“両極端な性質を持った”女子たちに注目して、恋の議論をああでもないこうでもない・・・とバチバチ燃やしていくこの連載。

青山の裏手に位置するカウンターバー(という設定)の店長サトコとアルバイトのマチコが徹底討論いたします。

■◇「パンケーキ=リア充」はもう古い

マチコ(以下マ):サトコさん、お店のFacebookもインスタも、最近、全然反応がないんですよ~。先週、満を持して投稿した「新しいカクテル登場!」の記事も、3いいねって・・・・・・。

サトコ(以下サ):そのうち2いいね!は、私とマチコだしね・・・・・・。でも、世の中全般的に、SNSもちょっと下火になってきたんじゃない?

マ:ですね。でも、未だにせっせと、毎日SNSに投稿する女子っていますよね。あの原動力って何なんでしょう?

サ:私も不思議よ。「大好きなカフェで、大好きなお友達と、大好きなパンケーキ。日差しを浴びて。幸せ~!ダイエットは、明日から!(苦笑)」みたいな、ね。

マ:そうそう、今どき、パンケーキ食ったくらいじゃ、リア充アピールにもならないっつうに。オチもなくて、全くつまらんです。

サ:でも、そういう“連投女子”の友達の中には必ず、「美味しそう~♪」「朝からカフェでパンケーキなんてオシャレだね~」って、その世界では100点満点のコメントを返す女子いるからね。

■◇ポジティブワードはモテ女のマストアイテム

マ:それに、男子の意見を聞くと、案外そういう投稿を可愛いと思ってるみたいなんですよ。

サ:確かに、「大好き」「美味しい」「幸せ」って、全てポジティブワードだしね。この子と付き合ったら、ちょっとのことで沢山喜んでくれるだろうなぁって思うのかも。

サ:オリンピックで日本が勝てば「朝から感動で涙が止まりません!」、逆に悲しい事件の時は「悲しくて涙が止まりません・・・!」

マ:いずれにせよ、涙が止まらないみたいですけど。いやアンタ、ほんとか?と。

サ:そこは本当なんじゃない?なにせ彼女たちは気がいいんだから。仕事や部活の節目を迎えた時も「皆に感謝!このメンバー最高!」って、きっと周囲への感謝の涙を流すのよ。

マ:男子ってのは、とにかく物事の裏を読みませんからね。そういう投稿を見たら素直に「この子、いい子だなぁ」と思ってしまうんですね、オイ!

サ:ただ、自分と一緒じゃない時も、毎日誰と何をしてるか丸分かりって・・・・・・。彼からしたら神秘性がないわね。

■◇謎を秘めた女子は魅力的

マ:一方で、いつも他人の投稿のチェックはしているのに、自らは投稿もコメントもしない、“沈黙女子”も多いですよね。

サ:発信する情報が極端に少ないと、この子っていつも何してるんだろう?って、男子はかえって気になるかも。

マ:ですね。たまに誰かの投稿写真にタグ付けされて登場したり、自分の投稿に、ごくごく稀に、いいね!してくれたりしようものなら、レア過ぎて「降臨」レベルの有り難さを感じます。

サ:けど、沈黙女子は、不特定多数の人に自慢したいっていう欲がなくて爽やかだけど、時に、悪気はなくても、連投女子を傷つけてしまうこともあるかも。

マ:どういうことですか?

サ:連投女子に会った時、「この前、○子が投稿してたイタリアン、学生時代に彼氏とよく行ったんだぁ。あのお店って、まだあるんだね~」とか言ってみたり。

マ:それ、キツイですね。連投女子は、「念願かなって行きました!」って、前菜からデザートまで全ての皿の写真を、アプリのデリシャスモードで加工してまで載せているのに。

サ:暗に「私はそんなことじゃ、いちいち投稿しないわ」って言われてるみたいで、連投女子、ちょっと恥ずかしいわね。

■◇自慢のない女子は奥ゆかしい

マ:挙句、沈黙女子って、たまに爆弾投稿をすることも多くないですか?

サ:爆弾投稿?

マ:「司法試験、合格しました。仕事と勉強の両立は正直苦しかったですが、やっと夢を叶えることが出来ました。」とか、唐突に。

サ:ひぇ~!そのクラス?突然そんな投稿ぶっ込まれたら、インパクト大き過ぎ!

マ:これぞ「涙が止まりません」な事態のはずなのに、そういう感傷は一切見せないで、サラっと書いちゃうところが憎い。

サ:文句のつけようのない投稿に、一気に300いいね!&コメントの嵐になるも、それがコメントにもほとんど返信しなかったりするのよね。

マ:彼女にとっては、「SNSを使った事務連絡」であって、決して「自慢」ではないんでしょうね。

サ:実は知らないところでこんなに努力をしてたんだ、それを微塵も見せずに奥ゆかしいなぁ、偉いなぁって、男子もワンランク上の感心を持つでしょうね。

マ:結婚報告をそういう形で投下する女子もいますよね。

サ:いるいる。彼氏がいると分かるような投稿は一切しないのに、ある日突然「入籍をして、早いもので一か月。新居には、まだまだ段ボールが山積みです(涙)」みたいな。

マ:いつの間に結婚したのか!と。これもインパクト大ですね。

サ:でも、考えようによっては、随分と自分勝手よね。普段、他人の投稿には全く反応しないくせに、自分に大きな幸せが訪れた時だけ、広くお知らせしちゃうんだから。

マ:確かに。そう考えると、些細な事でもせっせと投稿しちゃう女子の方が分かりやすくて可愛く思えてきますが・・・・・・う~ん、やっぱり、爆弾投稿のインパクトには勝てませんね!

■◇今回のまとめ

男子がパッと惹かれやすいのはSNS連投女子。キラキラの写真とポジティブなワードが並ぶそのタイムラインに、男子は女子ならではの愛嬌を感じずにはいられません。

いっぽうで、それよりちょっと上手に出るのがSNS沈黙女子。発信する情報が少なくコメントなども滅多にしないため、冷たい印象を持たれることもありますが、それが不思議と神秘的に見えてくるもの。

たまに飛び出る爆弾投稿には思わず心をグッと掴まれてしまう男子も多いようです。

SNSでの素振りにも人となりが自然とでるもの。ふたりの良い部分を吸収して、ぜひモテ女を目指してみてくださいね。(犯人A子/ライター)

(ハウコレ編集部)

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