【日曜夜のネイル時間】水底みたいなアディクションのメタリックブルー

フルメタルなブルーは、あえて真逆な素材感のニットと好相性な気配

急に寒い！夜が早い！カレンダーの残りが少ない！と、10月後半感に苛まれ、冬の気配が漂いだしたら使おうと思っていたネイルを登板します。

アディクションのメタリックブルー。冬コレクションのディスティネーションも、秋に続いて北欧のアディクション。より深く北へ上った色彩は、アイシーな色揃えなのですがなんかあまり寒々しくないんですよね。夏の白より冬の白の方が暖かみがあるように、透明感が勝ると逆に輝度が高まって熱を感じるみたいな。このメタリックブルーは、そういう種類の青なんです。感覚的にそう思うのも当然で、塗るとブルーベースにブルーパールが散りばめられたような発色なのですが、実は透明のベースに極々小さいブルーメタリックの粒子がみっちり入っている設計。この青は、面の色でできた青ではなく光で彩られた点描みたいな青なんです。なので、光のあたり方でネイビーに見えたり澄んだ青に見えたり色に厚みがある。アディクションがつける色名も毎回大好きなのですが、この色の名は「Lake Blue」。確かにこの色の揺らぎ方、水底っぽいかもしれない。澄みやかだけど冷たくない深い青で、夏には楽しめない冬のための指先をぜひ。（ナベ嬢）

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