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股関節をほぐして「生理痛」を軽減!簡単2分間ストレッチ

  • 2016.10.12
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生理前、生理中の体の不調に悩まされる方は、体が冷えて血液の循環が悪いことが多いです。生理痛になる原因はまさにその冷えからきてしまう場合が多々あります。

今回はヨガインストラクターである著者が、骨盤内のうっ血を改善し、生理痛を緩和させる方法をご紹介します。

 

■冷えは一番の大敵

毎月女性の体は妊娠ができる準備をするため、子宮の中に子宮内膜という“ふかふかのベッド”を用意します。そのベッドを使う必要がなかった場合に子宮を収縮させ、内膜を排出させようとするのが生理です。

イメージしてみてください。体が冷えていると、骨盤内の血液循環も悪くなり暖かいふかふかのベッドが作れません。冷えた状態で作られた子宮内膜というベッドは質が悪く、剥がすのにも一苦労。子宮内をきれいにするために無理やり剥がそうと子宮が収縮するので、痛みが伴うのです。

 

■骨盤内の循環をよくするストレッチ

生理中は骨盤が開いて生理をスムーズにしようと働きます。しかし、股関節の動きが悪いと骨盤の開閉がスムーズにできずに軋みます。骨盤内の血液循環も悪くなってしまい、それも生理痛の一つの原因となります。

骨盤内の循環をよくするためにも、股関節をしっかりとほぐしてあげましょう。

(1)両足を大きく開いて座ります。

体が硬い人は、膝を曲げて足の幅を調節しましょう。

(2)腰を真っ直ぐに伸ばします。この時に足の付け根に刺激が入るようにしましょう。刺激が入らなければ、腰が後ろへ丸まっている可能性があります。

腰がうまく立たなければ、もう一度膝を曲げる角度を調整し、足の付け根を外側に開くように意識します。(膝が内側に向かないようにしてください)。

(3)両手をついて支えたら、両足の付け根と足首の力を抜いて、足を前後に小刻みに揺すっていきます。

足を揺すりながら、股関節、太ももの内側、太ももの裏側の付け根あたりを緩めていきます。

(4)ポーズが楽になってきたら、真っ直ぐに伸ばした腰を少し前傾させてさらに固まった筋肉を解していきます。

その位置からもう一度足の付け根を揺すりましょう。1分ほどリラックスして続けます。

 

生理が始まる前からこのストレッチを行ってみましょう。そして生理中は特に体を冷やさないように意識してみてくださいね。

【筆者略歴】

※ yuuka ・・・ 『マナヨガ』代表。ヨガ、整体、体幹トレーニング、ウォーキング等、研究を続け『マナメソッド』を発案。本来持っているその人の個性や美しさを引き出すことで定評があり、現在パーソナルトレーニングは予約待ち状態。

【画像】

※ Irina Bg / Shutterstock

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