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子どもの「おやつの食べすぎ」を防ぐには? 今日から始めたい5つの対策法

  • 2016.10.11
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子どもはおやつが大好き。ときにはごはんをろくに食べずに「おやつー!」と泣き叫ぶことも。厳しく禁止するのではなく、なるべく自然な形で、おやつの食べすぎ、栄養の偏りを防ぐ方法を紹介します。

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■食べてもいいおやつを用意

子どもが園や学校から帰宅して、晩ごはんまで時間があるときや、ママの支度が間に合わないとき、休みの日や外出中に子どもが小腹をすかせたときなどに、まずおやつを食べさせているママは多いはず。

食べすぎを防ぐには、量を制限する方法もありますが、子どもは何度も「おかわり」といいますし、どれだけ食べたか管理するママも大変です。

たとえ、すでに晩ごはんの支度ができていても、帰宅後はまずおやつを食べないと気が済まないのが子どもというもの。栄養の偏りを防ぐには、おやつの量を制限するより、おやつの内容を見直す方が近道です。

まずは、糖分が多すぎるお菓子類や塩分の多いスナック類を日常的に買うのを控えましょう。そのかわりに、小さなおにぎりや茹でたとうもろこしなど、子ども受けがいい軽食を用意しておきます。

市販品なら、チーズやおせんべい、干しイモ、小魚、ドライフルーツ、野菜チップスなどもおすすめです。

■ごはんをおやつっぽく演出

おやつ好きでごはんを嫌がる子どもは、「おやつは楽しいけど、ごはんは楽しくない」と思っている可能性が。おやつの楽しさや見た目のかわいらしさを食事にも取り入れてみると、ごはんの時間も好きになってくれるかもしれません。

たとえば、野菜やハムをゼラチンや寒天でかためてゼリー風にしたり、ミートボールやミニトマトを串に刺しておだんご風にしたり…。ごはんやチキンライスをココット皿などでプリンのように型抜きするのも効果的です。

■「デザート」と呼んで食後に

「おやつはごはんの後」とルール化している家庭も多いようです。ごはんでお腹が満たされた後なら、おやつを食べすぎる心配はありませんよね。

とはいえ、一度ごはんの前におやつを食べる習慣がついてしまうと、ひっくり返すのは至難の業。その場合は、プリンやヨーグルトなどを用意して「今日は食後においしいデザートがあるよ!」といってみましょう。

さらにママ自身が、「ごはんの後に食べるとおいしいのよねー」なんていいながら、ちょっと気取ってデザートを食べて見せると、子どもたちも「食後のデザート」に目覚めそうです。

■料理のお手伝いをさせてほめる

手先が器用な子やお手伝いが好きな子には、ごはんの支度を手伝ってもらう作戦が有効。

サラダや簡単な和え物を担当させて、「お料理が上手だね!」「おいしい!」とほめると、苦手な野菜も自ら食べてくれるようになるかもしれません。

■たまには「おやつ自由の日」もつくる

おやつは子どもにとって大きな楽しみ。健康を気にするあまり、ママが市販のおやつを一切禁止したり、家庭でのルールを厳格にしすぎたりすると、子どもにストレスがたまることもあります。

イベントやお出かけの日、友だちと遊ぶ日などは、どんなおやつも自由に選んで食べていいことにして、食べすぎにも目をつぶりましょう。

普段は多少のルールがあるけれど、この日は特別にOKというメリハリがあると、子どももママも習慣を続けやすくなるはずです。

(二条しおり)

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