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「読めばワクワクが止まらない! 運動会が楽しみになる絵本」絵本ナビ監修連載 Vol.21

  • 2016.10.6

© hanapon1002 - Fotolia.com

運動会シーズンがやってきました。リレーや徒競走でゴールテープを切ったり、クラス対抗競技で勝利したときなど、運動会でしか味わえない達成感ってたくさんありますよね。でも中には運動会が好きじゃない、なんてお子さんもいるかもしれません。そこで今回は絵本ナビ協力のもと、運動会が楽しみになる絵本を集めてみました。ぜひ、運動会前に親子で読んでみてくださいね。

よーいどん!

作・中川 ひろたか/絵:村上 康成/出版社:童心社

「よーいどん!」(絵本ナビ紹介ページ)

「位置について」の姿勢のまま、引き締まった顔つきの子どもたちがなんとも愛らしい!「位置についてのポーズは、それぞれ違うもんだなぁ」と感心しているところに放たれる究極のダジャレ!

意表をつかれてズコッとなってしまうママもいそうです。ほのぼのとした優しいユーモアたっぷりの中、「何それ?」なんて、現実にはありえない競技でも楽しませてくれる、愉快な運動会をテーマにした一冊です。

はしれ、ゴールの むこうまで!

作:くすのき しげのり/絵:稲葉 卓也/出版社:講談社

「はしれ、ゴールの むこうまで!」(絵本ナビ紹介ページ)

みんなと同じように掃除したり、給食を食べたり…。みんなから頼りにされ、愛されているとってもパワフルな「こうちょうせんせい」。赤く染まったほっぺや、緑色のジャージがなんともいえず、親しみやすいキャラクターです。

クラスでいちばん走るのが遅いぼくは運動会が大嫌い。そんなぼくに「きょうそうしてみようか!」と声をかけるこうちょうせんせい。走ることを途中であきらめてしまうぼくに、こうちょうせんせいがしてくれたこととは…?

子どものリアルな心情を汲みとった行動が子育てのお手本にもなる、感動絵本です。

よーい、ドン!

作:中垣 ゆたか/出版社:ほるぷ出版

「よーい、ドン!」(絵本ナビ紹介ページ)

今日は町の運動会。子どもが主役の「ちびっこ競争」、大人数だからおもしろい「ムカデ競争」、出場選手が目玉の「障害物競争」などワクワクするような競技満載で、いてもたってもいられません。

見開きいっぱいに描かれたたくさんの人たち。その人たちそれぞれが主役になれる運動会だから、みんな生き生きと輝いています。中には「!?」なキャラクターや運動会らしくない行動をしている人も…。

絵本をのぞきこんで「気になる探し」する子も多いこちらの一冊は、大興奮してしまうので寝る前厳禁(笑)。昼間の読み聞かせにおすすめですよ。

ぼくのジィちゃん

作・くすのき しげのり/絵:吉田 尚令/出版社:佼成出版社

「ぼくのジィちゃん」(絵本ナビ紹介ページ)

運動会当日、練習したのに徒競走でビリだったぼく。田舎から応援しにきていたジィちゃんは「子どもの頃、走るのが早かった」なんていうけど、信用できない。

ひょんなことからPTAクラス対抗リレーに父さんの代理で出場することになったジィちゃん。果たしてその結末は…? スピード感あふれる展開の中、歯がところどころ抜けたニコニコ笑顔のジィちゃんの、知られざる秘密が明らかになります。

心がおどりだし、思わず「がんばれーっ!」と叫びたくなってしまう、爽快感のある一冊です。

むしたちのうんどうかい

作・得田 之久/絵:久住 卓也/出版社:童心社

「むしたちのうんどうかい」(絵本ナビ紹介ページ)

林の中の広場に集まった、たらこくちびるの虫たち。今から始まるのは運動会。小さかったり、大きかったり、にょろにょろしていたり、飛んでいたり…。

虫好きのお子さんなら入場行進の様子から目を輝かせてくれる絵本です。応援合戦の泣き声もお見事! 虫それぞれの特徴を運動会の流れの中にうまく取り入れているのも必見。虫が苦手なお子さんも、表情豊かなユーモアあるタッチのイラストだから安心。

実際の虫と似たような動きで、細かな描写にも手を抜かない作家さんの心意気を感じます。知らなかった虫の名前を覚えるいい機会にもなりそうですね。

運動会を楽しみに感じる子もいれば、憂鬱に感じている子もいます。だけど、運動会はみんなで一緒に楽しむもの。勝負に負けてくやしいときもあるけれど、ほかの競技で挽回したり、誰かを応援したりとワイワイできるのも運動会の魅力のひとつ。

年に一度の大イベントは、親子でめいいっぱい楽しみたいですね!

データ協力:絵本ナビ

(ウーマンエキサイト編集部)

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